血統通り、戦績通り、グラスワンダーは希代のパワーランナーでした 脚捌きはきれいではなくストライドも伸びないので東京の長い直線では詰めが甘くなるきらいはあったものの、急坂小回りを捲って押し切るパワーはそりゃもう圧倒的で、地面を掴む力や掻き込む力だけでハイレベルなライバルたちをねじ伏せ続けたといっても過言ではありません しかしこういう類をみない卓越した特長というのはなかなか伝わらないもので、グラスに似た走りをする産駒も時々いるのですが、Roberto3×3のリバティーフローとか、Danzig3×3のタムロスターディとか、His Majesty=Graustark4×4のレーザーズエッジとか、父のパワーを増幅した配合馬は力馬であることがあまりプラスには働いていない、という結果に終わっています 代表産駒のスクリーンヒーローやサクラメガワンダーやシルクネクサスやマイネルスケルツィなどは、サンデー~H
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