2020年9月17日のブックマーク (2件)

  • 今の日本に最も必要な科学的思考、社会へのエンジニアリングのかたまり 「貧乏人の経済学」パナジー&デュフロ著 山形浩生訳|TAKASU Masakazu

    ブームになったので、なにか政策が失敗するたびにナッジだのパターナリズムだのの用語を持ちだして賢しげに「こうすればうまくいくのに!」とコメントする人も多い。 (ナッジやパターナリズムは、思い込みを利用して成果を出すための仕組み。 ナッジ: なにか得する行動をするような仕掛けをつける。たとえばトイレの小便器の中心にハエの絵を書くと、そこめがけて小便する率が上がってトイレがキレイになる パターナリズム: 多くの人にとってオススメの選択肢に予めマルをつけておこう、たとえばレストランのメニューでヘルシーなものを目立つようにしておけば健康が改善するだろう) でも、「そうした岡目八目のほとんどは間違っている」というのが、まさに行動経済学だ。ノーベル賞をとった学者たちは、実験でそうした思い込みの存在を証明し、うまく思い込みを利用して他人の意思決定や行動を変えさせることに成功したことで評価されている。 失敗

    今の日本に最も必要な科学的思考、社会へのエンジニアリングのかたまり 「貧乏人の経済学」パナジー&デュフロ著 山形浩生訳|TAKASU Masakazu
  • コンテンツ大量消費時代における能動的サービスと受動的サービス|tsuruten

    Amazon PrimeやNetflixなどのサブスクリプション(定額サービス)が勢いを増している。数年前、5枚で1000円のDVDレンタルをしていた時と比べると、はるかに少ないお金で大量のコンテンツを消費できるようになった。 しかし今、私は退屈している! 理想は金曜ロードショーなぜかと言うと自分で選ぶという行動に疲れてしまったのである。見放題サービスに登録したものの自分の好きそうな作品を一通り見てしまうと、新しい作品を探さなくてはいけない。ランキングを上からチェックしたり口コミサイトを見て探すのだが、それが意外と手間なのだ。どうやら私はめんどくさがりな人間のようだ。 そこで金曜ロードショーである。あれは流れてくる映像を見るしかない。それが良かった。普段なら絶対に手に取らないであろう作品も勝手に流れてくるなら見てしまうのである。そこには新しい出会いがあった。 自分で選ばない、に特化した生活

    コンテンツ大量消費時代における能動的サービスと受動的サービス|tsuruten