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ブックマーク / pomeric.blogspot.com (13)

  • 2012best ~ やる気のないコメント入り - ときチェケ♪

    ・Kendrick Lamar / Good Kid, M.A.A.D City ・Schoolboy Q / Habits & Contradictions ・Joey Bada$$ / 1999 ・SpaceGhostPurrp / Mysterious Phonk ・Future / Pluto ・Chief Keef / Finally Rich ・Iamsu! / Kilt ・TREE / Sunday School ・Ty Dolla $ign / Beach Hou$e ・TNGHT / EP 2012年はKendrick Lamar『Good Kid, M.A.A.D City』、Schoolboy Q『Habits & Contradictions』、Ab-Soul『Control System』とBlack Hippyの活躍が目についた年でした。 クラウドラップ方面にも

    2012best ~ やる気のないコメント入り - ときチェケ♪
    nmy
    nmy 2013/01/07
  • SNEEEZE - DEVICE(発売前レビュー)と "ニュータイプ"がつくるリアルについて - ときチェケ♪

    SEEDAから端を発したハスリングラップの"リアル"という概念についてはこのブログで過去にいろいろ書いてきたけども、今回はJPRAP.comのbenzeezyが主宰するレーベル『rev3.11』からリリースされるラッパーSNEEEZEのアルバム『DEVICE』の発売前レビューやネットから発信される若手ラッパーの音源の紹介を交えながら、ハスリングラップから脱皮して日のヒップホップに新しく芽吹く"リアル"について書こうと思う。 まずは、昨年にミックステープ『Joon In Not My Name』をドロップしたMOMENTの音源から。 MOMENT "外人FLOW" 自らを"外人ラッパー"と名乗るように、韓国から日に留学してきたコリアンラッパー、MOMENT。↑のYouTubeではリリックが出てくるのでわかると思うが、外人ラッパーといいながらも日語がとても流暢で、韓国語と英語の3ヶ国語を

    SNEEEZE - DEVICE(発売前レビュー)と "ニュータイプ"がつくるリアルについて - ときチェケ♪
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    nmy 2012/03/15
  • ERA - 3 Words My World - ときチェケ♪

    ここ数年の間にアーティストの名前で感動したのは"Lil 諭吉"だったけども、最近見かけた"DJ Highschool"という名前には久々にしびれた。DJハイスクール、モラトリアムとボンクラっぽさが同居するイカした名前。そんな名前を持つトラックメイカーが参加しているERAのアルバムはモラトリアムとボンクラっぽさを内包する素晴らしいバイブスに満ちていた。 「WIZ KHALIFAや CURREN$Y、SMOKE DZAやKENDRICK LAMARはHUSTLIN’ではなくSTONERなUSのNEW SCHOOL HIP HOP。ERAが作り出すのはシャラリシャラリなTOKYOのNEW SCHOOL HIP HOP。」――『3 Words My World』推薦文より―― このアルバム販促用の推薦文に書かれている通り、ERAが作る楽曲はストーナーだしシャラリシャラリな東京のニュースクールヒップ

    ERA - 3 Words My World - ときチェケ♪
    nmy
    nmy 2011/08/04
  • ときチェケ♪ - Lil B

    どんな音楽にも作家性は宿る。作詞/作曲がされていなくても、歌やラップがのっていなくても、雑音だろうが無音だろうが、音楽作品として世の中に出されて作成者の名前がクレジットされている以上は、そこからクリエイターの意思と個性を読み取ることができる。音楽の持つ"作家性"をそう捉えれば、レコ箱に埋もれている楽曲をつなぎ合わせて作られるビートにだってもちろん作家性は宿っているし、曲をつくらないDJのミックスにも同じものがあるはずだ。トラックメイカーからビートをもらってそこにラップをのせる時、ラッパーがクリエイトしているのは何もラップだけではない。ラップをのせるビートはトラックメイカーの作品かもしれないけども、ビートをチョイスして世の中に発表するのはそのラッパーに他ならず、そこに彼のセンスが加わっている以上は、ラップだけでなくその下で鳴っているビートにも彼(ラッパー)の作家性は宿る。 他の時代に他の場所

    ときチェケ♪ - Lil B
  • AKLO - 2.0 & RHYMESTER - MANIFESTO

    download here + listen here 前作"A DAY ON THE WAY"からわずか3ヶ月、AKLOがドロップした新しいミックステープ"2.0"は恐ろしくエコなつくりだった。Lil Wayneのミックステープ"No Ceilings"(→ダウンロード)からほとんどのビートを拝借し(しかも人曰く原曲を聴いてすらいないのもある!)、そのまま曲タイトルをAKLOなりに解釈したラップを載せただけ。USミックステープ文化を踏襲してつくったローコストでインスタントな内容だけども、そこには日人が直訳してしまうことで生み出されたウッカリした面白味が溢れていた。 その面白さは、"Forever"での1人4役ラップ挑戦みたいなものより、CMだらけのメディアに「貧乏臭い」と形容してみせるところや、女をはべらせながら酒やシロップやコカインやマリファナで時間を無駄遣いするパーティー賛歌"W

    AKLO - 2.0 & RHYMESTER - MANIFESTO
  • 2009 wasted - ときチェケ♪

    あいかわらず09年もダサさとカッコよさが表裏一体となった作品が多かったがその中から最高にクールで最高に馬鹿げた人たちを4人。 ■ Gucci Mane "ぜんぶ" :listen "we don't get fucked up no more we get wasted"と言うように金と時間と才能をひたすら無駄遣いするGucci Maneの魅力とは多様化して一筋縄ではいかなくなったヒップホップの姿を、彼のラップだけで体現できてしまっているところにある。大量のミックステープやリミックスワークにクロスオーヴァーするどんな難解なビートもGucciのラップの前ではすべてコントロールされ、先鋭的なビートはより先端を行くヒップホップミュージックとなる。歌詞も同様、その辺のコンシャスなラッパーよりも複雑なライミングやシリアスなストーリーテリングができようとも、そのほとんどを「俺の時計はダイヤだらけで時間

    2009 wasted - ときチェケ♪
  • Futuristic whatever - ときチェケ♪

    数ヶ月前にTHE SOURCE日版vol.2で、90年代後半のアンダーグラウンドヒップホップと現在のミックステープシーンの類似性についての小さい記事を書いた。インターネットとCD-Rの普及によって無名なアーティストがレーベルの力に頼らず自分達だけの力で作品をリリースしてリスナーから発見されていった過程と、オンラインストレージサイトやyoutubeから楽曲をばらまいてリスナーから注目を集めていく構図は"DIYでリスナーを獲得する"という部分でまったく一緒だが、「ヒップホップの主流から逸脱していく」という変態的な特性でも非常に似通っていて、ときどき既視感を覚える。 90年代後半のLAアンダーグラウンドでは、グッドライフカフェ周辺のラッパーが他のMCのスタイルとの違いをつけるために、歌なのかラップなのかわからないような独自のフロウを1人1人身に着けていた。聴き取れないほどの早口スタイルや、つん

    Futuristic whatever - ときチェケ♪
  • Pill - 4075: The Refill

    download here 景気が悪くなるとヒップホップが活性化する――その言い伝えが当ならば、黒人若年層の失業率が34.5%となった現在のアメリカのヒップホップは生気に満ち溢れているはずだ。しかし、景気の悪化で音楽がまったく売れなくなってしまった結果、商業レーベルは「確実に売れる安全な」アーティストの作品を欲し、ヒット曲の存在しないアーティストはアルバムを発売することさえ許されなくなった。気がつけば、ストリートからトレンドを発展させてヒップホップの"若さ"を保つ好循環は断ち切られ、向上心を捨てた豪華客演陣に頼りきりの妥協の産物がチャートの上位を占めるようになっていた。Jay-ZはAlicia Keysと手を組み「ニューヨークはお前を輝かせる」という観光PRのような曲を1位に送り込み、Rick Rossは"Deeper Than Rap"で童子-Tの"12 Love Stories"に匹

    Pill - 4075: The Refill
  • light years ahead of 2009

    □ 上半期未来派 The-Dream "Love vs Money" listen here Hudson Mohawke "Polyfolk Dance" listen here Young Dro, Yung L.A., DJ Infamous "Black Boy White Boy" download here J-Money, DJ Scream, DJ Spinz "Mr. Futuristic" download here Playboy Tre "Liquor Store Mascot" download here Gucci Mane, DJ Holiday "Writing on the Wall" download here OJ Da Juiceman "The Otha Side of the Trap" listen here Drake "So Far Gon

    light years ahead of 2009
  • S.L.A.C.K. - My Space

    listen here ほとんど全てのUSサウスには意味なんてものは無い。だけども、「俺にはハスリングで稼いだ金がうなるほどある。俺のジュエリーや車の輝きはオマエらのとは格が違う。勿論、女にもモテる」というようなリア充自慢を繰り広げる彼らの姿には華がある。彼らにとってはまさにその自慢の中身こそが事実であって、リアルな表現でもあるんだろう。 MINTのmyspaceやフリーダウンロードMIXで聴ける新曲、"おまんちょ"はただそのワードを言いたいだけだ。なんて低俗で、中身が無い曲なんだろう。つづけざまに"なんもない"という曲を聴いたら、その名のとおり「金も無い。仕事も無い。女もいない」という主張をしているだけだった。やろうとしていることや軽薄たらんとするその姿勢こそUSのイケてるラッパー達とほとんど同じなのに、言っていることがまったく真反対の「リアル」な内容になっていて、そんなMINT達が「日

    S.L.A.C.K. - My Space
  • 10 + 10 = 2008

    Lil Wayne "Tha Carter III" listen here 自称億万長者で火星人で怪物でミサイルでライオンで犬でタランチュラでイルでクールでまだストリートに潜むけれど実はこの世界には存在しないお前ら以外の何か。マリファナとシロップに溺れながら自分はナンバーワンでオンリーワンで頭の螺子がはずれた狂った奴だという誇大妄想を見事に具象化させたギガロマニアックスである。 Young Jeezy "The Recession" listen here 過剰さこそが力。過剰さこそが正義。なので息詰まる同じようなトラックの上で同じようなことを75分間言う。しかし、この乱射乱撃雨霰と音の弾幕が囲い込む逃げ場のない空間にも心休まる隙がまったくないわけでもなく、「紙幣を循環させなければならない」と経済活性化のための消費を促しながら外国産の高級車に金をはたいて富裕層をさらに裕福にする人間味溢れ

    10 + 10 = 2008
  • Lil'諭吉 - Supa Hypa Ultra Fres$shhh - ときチェケ♪

    download here ユリイカの初音ミク特集号で初音ミクの生みの親の佐々木渉が「ニコニコ動画でキーボードクラッシャーの動画を見て楽しむ感覚と、ノイズビートを聴いて楽しむ感覚の間に大差は無い」と言い、また、「ダウナーな部分に惹かれる日オタクにはエレクトロニカやアブストラクトを理解できる素地がある」というようなことを言っていて、それらの発言にとても共感した。 さらに彼の発言をかいつまめば、「誰でも簡単に楽しめる入り口さえ与えれば、音楽は容易に浸透していく」というようなことを言っていて、たとえばニコ動や初音ミクや東方がオタクたちに「ネタ的に音楽を消費する機会」を与えていて、ネタとして何気なく観ている動画の中でハードコアやアブストラクトミュージックが流れ、それを違和感なく聴くようになっていると。そして、そういうサイクルができあがると、いままでは敷居の高かったジャンル音楽も普通にみんなが聴

    Lil'諭吉 - Supa Hypa Ultra Fres$shhh - ときチェケ♪
  • ときチェケ♪-ラップの「上手さ」とは何か? (そして、そこから見るSEEDA ”HEAVEN”と「勝ち負け」のシーンについての一考察)

    古川氏と磯部氏を招いた日語ラップ鼎談。鼎談時から約半年たって、ようやく公開。例によって非常に長いですが、まとまったお時間のある方は是非どうぞ。 微熱:磯部さんに聞きたかったんですけど、NORIKIYOはどの辺が好きなんですか? 磯部:NORIKIYOは一番初めに聞いたときはフロウに幅が無さ過ぎて面白くないなって思ったんだけど、詞を読んだら「この人、ビッコなんだ!」って気付いて。俺は障害者萌えだから、まずそこにグッと来て、しかも「雨で古傷が痛む」とかそれを文学的表現に昇華しているところに感動したんだよね。そこからのめり込んだ感じかな。今でもラップはちょっと退屈だなって思う瞬間もあるけどね。 微熱:トラックも結構退屈ですよね。 磯部:っていうか、TKCも全く同じなんだよね。ラップが一辺倒で、トラックがローファイ過ぎるっていう。その点、NORIKIYOはかかえているブルースが大きいから聴きがい

    ときチェケ♪-ラップの「上手さ」とは何か? (そして、そこから見るSEEDA ”HEAVEN”と「勝ち負け」のシーンについての一考察)
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