タグ

ブックマーク / realsound.jp (6)

  • 【全3回】トラップミュージック史(1)サブジャンルとしての誕生とメインストリーム進出の背景

    トラップミュージックの起源 Migos、Travis Scott、Lil Uzi Vert、Lil Baby……現代の人気ヒップホップアーティストのスタイルの主流として君臨する、トラップミュージック。ゆったりとしたBPMと手数の多い808、三連符のリズムと歌うようなフロウが多用されるのが特徴のこの音楽は、ハスリングが行われる場所を表すアトランタのスラングから名付けられた。 アトランタのラッパーのGucci Maneは、2018年に「俺がトラップミュージックを発明した」という趣旨のメッセージを2005年頃と思しき写真と共にInstagramに投稿している。しかし、それに対して同じくアトランタのT.I.は「2003年にトラップミュージックが生まれた」と反論。このトラップの起源についての論争は、ヒップホップファンの間で大きな話題を呼んだ。 自身の音楽を「トラップミュージック」と銘打ち、メインスト

    【全3回】トラップミュージック史(1)サブジャンルとしての誕生とメインストリーム進出の背景
    nmy
    nmy 2020/09/07
  • ケンドリック・ラマーとドレイクのバトルはまだ続く? USヒップホップシーン賑わす新曲をレポート

    まるで春の嵐のように、3月に入ってからホットな新譜ばかりが続くUSのヒップホップ・シーン。すでに年の最重要作品ともいえる楽曲のリリースが相次いでいる。まず、数日前に発表されたばかりのホットな最新楽曲から紹介していこう。 日時間の3月31日の朝、ケンドリック・ラマーが新曲MV「HUMBLE.」を発表した。 ジャケットに写っているのは、教会のような場所で聖教師のローブをまとったケンドリックの姿。「謙虚」という意味を表すタイトルに重厚な雰囲気を帯びたジャケットだが、楽曲の内容は相当ハードなものに。「俺が左に打てばヴァイラル(口コミ)・ヒットに、右に打てば小さいベイビーたち(=実力のないラッパーたち)が渦に巻き込まれちまう」と実力をひけらかしながら、フックでは「ちっぽけなビッチ、待てよ。出しゃばるな(Be Humble)」と、他者を諌めるケンドリック。ヴァース2では「オバマだって俺に会いたく

    ケンドリック・ラマーとドレイクのバトルはまだ続く? USヒップホップシーン賑わす新曲をレポート
    nmy
    nmy 2017/04/03
  • DEV LARGEの人生は日本のヒップホップ史と重なるーーNIPPS × 川口潤 × 寺西崇洋が語り合う

    『The Documentary DEV LARGE/D.L』SPECIAL EDITION上映に寄せて 2017.02.22 15:00 2015年5月に急逝したヒップホップアーティスト・DEV LARGEの半生を追ったドキュメンタリー『The Documentary DEV LARGE/D.L』のスペシャル・エディションが、3月6日(月)にShibuya WWWで開催されるイベント『TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017 MOVIE CURATION 〜特上音響上映会~』にて上映される。同作は、スペースシャワーTVでオンエアされたドキュメンタリー番組2編をダイジェスト編集したもので、上映後にはDEV LARGEと所縁のあるCQ(BUDDHA BRAND)、GOCCI(LUNCH TIME SPEAX)、GO(FLICK)、ダースレイダーによるトークショーも行われる。(チケット

    DEV LARGEの人生は日本のヒップホップ史と重なるーーNIPPS × 川口潤 × 寺西崇洋が語り合う
    nmy
    nmy 2017/02/22
  • 宇多田ヒカル、F・オーシャンらと共演 ラッパーKOHHがいま世界で注目される理由とは

    宇多田ヒカルが8年ぶりにリリースしたオリジナル・アルバム『Fantôme』に参加した日人ラッパー、KOHH。彼がほぼ同時期に参加したほかのアーティストのアルバムが、アメリカのR&Bシンガーでありグラミー・ウィナーでもあるフランク・オーシャンのアルバム『blonde』であることは、すでにサイトでも柴 那典氏が述べている通り(参考:宇多田ヒカル『Fantôme』、国内外で大反響ーーグローバルな音楽シーンとの“同時代性”を読む)。『Fantôme』が全米iTunesチャート20位にランクインした際、 同チャートの13位にランクインしていたのが、フランクの『blonde』だった。アメリカ音楽シーンのトレンドを形成する2作に参加している日人アーティストなんて、後にも先にもKOHHくらいではなかろうか。 東京都北区王子。これはKOHHが生まれてから今も住んでいる場所であり、間違いなく彼のルーツと

    宇多田ヒカル、F・オーシャンらと共演 ラッパーKOHHがいま世界で注目される理由とは
    nmy
    nmy 2016/10/17
  • 初代ゴジラの“呪縛”から逃れた『シン・ゴジラ』 モルモット吉田が評する実写監督としての庵野秀明

    公開3週目を迎えても『シン・ゴジラ』の勢いは依然、衰えを見せない。IMAX、MX4D、通常上映と、毎回環境を変えて観ていたが、この原稿を理由にまた劇場に足を向けてしまった。高圧縮の情報量、現実の反映、オマージュ、トリヴィア、語られないまま終わった謎への解釈など、まるで20年前の『新世紀エヴァンゲリオン』テレビシリーズ放送終了後から翌年の劇場版公開にかけての熱狂が再現されているようだ−−と言っては言いすぎだろうか。いずれにせよ、繰り返し観ることで細部を語る魅力が増す作品であることは間違いあるまい。 マイナスをプラスにさせる庵野秀明のアレンジ ここでは、〈庵野秀明にとってのゴジラ〉から話を始めてみたい。というのも、特撮好きなエヴァの監督というイメージから誤解されがちだが、これまで庵野はウルトラマンほどの熱狂をゴジラには見せていなかったからだ。『シン・ゴジラ』の原点となる第1作の『ゴジラ』(54

    初代ゴジラの“呪縛”から逃れた『シン・ゴジラ』 モルモット吉田が評する実写監督としての庵野秀明
    nmy
    nmy 2016/08/18
  • スチャダラパーが語る“味”ありきのヒップホップ論「カッコよくするだけだったら誰でもできる」

    2015年にデビュー25周年を迎えるスチャダラパーのニューアルバム『1212』が、スチャダラパーとSPACE SHOWER MUSICによる新レーベル「ZENRYO RECORDS」から1月28日にリリースされる。同作は、2009年リリースの『11』以来、約6年ぶりとなるオリジナルアルバム。新曲群に加え、チャットモンチーとのユニット“スチャットモンチー”による「M4EVER」や、清水ミチコとの共作曲「Off The Wall」、ロボ宙とかせきさいだぁを迎えた「ワープトンネル」など、インディーズ活動の中で自主制作盤として発売した楽曲からピックアップしたものが収録されている。今回リアルサウンドでは、スチャダラパーにインタビューを実施。聞き手には、10年ぶりのスチャダラパー取材という音楽評論家の小野島大氏を迎え、インディーズ活動を通して味わった体験やスチャ流ヒップホップのあり方、今後の展開などを

    スチャダラパーが語る“味”ありきのヒップホップ論「カッコよくするだけだったら誰でもできる」
    nmy
    nmy 2015/01/29
  • 1