日本サッカー協会の次期技術委員長に元日本代表DFの宮本恒靖氏(37)の就任が濃厚となったことが27日、明らかになった。近く正式決定し、次期日本代表監督の選出や強化計画の作成などにも加わる。02年W杯に主将として出場したリーダーシップも高く評価されており、ブラジル大会で1分け2敗に終わった日本代表の再建を託される。 【写真】02年W杯ではフェースガードをつけてバットマンと呼ばれた宮本氏 日本代表がブラジル大会で敗退したことを受け、日本サッカー協会は新監督を招へいする。技術委員会も同様に新体制に移行するため、これまで原博実専務理事(55)が兼任していた技術委員長の後任の人選を急いでいた。当初は鹿島の鈴木満取締役(57)を候補に交渉したが、このほど鈴木氏が固辞したことが判明。新たに浮上したのが宮本氏で、自身も就任に前向きだという。 G大阪の下部組織1期生の宮本氏は、95年にプロ契約を結びJリ