日経ビジネスオンラインでは、各界のキーパーソンや人気連載陣に「シン・ゴジラ」を読み解いてもらうキャンペーン「「シン・ゴジラ」、私はこう読む」を展開しています。 ※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。 映画「シン・ゴジラ」で、ゴジラによって首相官邸や都内中心部が壊滅状態に陥った後、矢口蘭堂内閣官房副長官(長谷川博己)らが拠点を移した先が東京都西部に位置する立川市だった。立川には実際に、内閣総理大臣を本部長とする「緊急災害対策本部」が設置可能な災害対策予備施設がある。 矢口に対して、竹野内豊演じる赤坂秀樹・内閣総理大臣補佐官(国家安全保障担当)から建物の屋上で「国連による核を使ったゴジラの駆除作戦」が伝えられたシーン。それも緊急災害対策本部予備施設庁舎の屋上での撮影だった。 ゴジラ上陸という虚構を通して有事の対応をリアルに描いたシン・ゴジラ。実際の備えはどのよう
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