夜行バス・高速バス・鉄道愛好歴30年以上のひろしプロジェクトが、乗り物の乗車記や最新情報を紹介する総合サイトです。
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久しぶりのフェリー乗船記になります。 1973年4月より苫小牧と八戸の間を結んでいる「シルバーフェリー」。 元々は八戸に本社を置くフェリー会社でしたが、1992年に川崎近海汽船に合併され、現在はフェリー航路の愛称として残されています。 2006年(平成18年)までは東日本フェリーと共同運航を行っていましたが、同年11月末をもって同社が撤退、その際に共同の持船であった「フェリーはちのへ」(後述の「シルバープリンセス」就航に伴い引退)の譲渡を受けた他、就航していた「べにりあ」「べが」を同社から借り受けました。 現在は、自社所有の「シルバープリンセス」「シルバーエイト」「シルバークイーン」及び東日本フェリーから譲り受けた「べにりあ」の合計4隻体制で運航しています。 で、今回ご紹介するのは、2012年(平成24年)4月に竣工したこちらの船舶↓、「シルバープリンセス」です。
2011年12月8日の運行開始以来、約3年半弱の間に延べ45,000人の乗客を運んだ「ライオンズエクスプレス」。 元々はこの路線、旧高速ツアーバス対策の一環として開設されましたが、『日本最長距離夜行高速バス』としてマスコミ等の各媒体にも取り上げられ、主に若年層を中心とした旅行客や帰省客に親しまれて来ました。 しかしながら、当初より利用者数が伸び悩んだことに加え、昨今のLCC就航による周辺環境の変化、更には他路線の戦略変更(「はかた号」の早期割引運賃の導入)などの事情もあり、やむ無く運行休止を決断した様です。 私自身、「ライオンズエクスプレス」はこれまで4回乗車しました。 ですが、4回とも2012年の利用で、ここ最近は利用する機会がありませんでした。 特に、2013年7月以降のダイヤ改正で運行時間帯が大きく変更されたことから、以前からダイヤ改正後の「ライオンズエクスプレス」に乗車してみたいと
最終日の2015年5月16日(土曜日)、始発地の西武バス大宮営業所と西鉄天神高速バスターミナルでは、数多くのギャラリーが最終便の発車を見届け、そして最終便が目的地に到着する2015年5月17日(日曜日)の朝は、到着を一目見たいバスファンや関係者が西武バス大宮営業所・西鉄天神高速バスターミナル・西鉄高速バス福岡支社の各所に集まり、最後の別れを惜しんだそうです。 現地に行かれた方は、万感の思いでその雄姿を目に焼き付けたことでしょう。 本当は私も現地へお伺いして最後の雄姿をこの目で見届けたかったのですが、諸事情により念願叶わず、ファンの方のSNSの書き込みなどで様子をチェックしておりました。 ですが、やはり現地へ行きたかったなぁというのが正直な思いです。 私自身、「Lions Express」(ライオンズエクスプレス)には何度かお世話になりました。
写真の車両は、日田バスが所有する高速路線用車両485号車です。 親会社の西日本鉄道(以下:西鉄)から2012年12月に移籍して来ました。 西鉄時代の社番は9618で、主に福岡~熊本線「ひのくに号」で活躍していましたが、日田バスでは現在、福岡・日田~別府・大分線「とよのくに号」各停便の他、福岡・日田~湯布院線「ゆふいん号」、福岡~黒川温泉線、大分・別府~長崎線「サンライト」に使用しています。 また、出入庫運用として福岡~日田線に使用することもあります。 シャーシは日産ディーゼル(現:UDトラックス)製のPKG-RA274RBNを採用。 西日本車体工業製のE-Ⅲ型ボディを纏った、全国的にも珍しい組み合わせになっています。 車内は、4列シート40人乗りの一般的な昼行高速仕様になっており、リクライニングシートとトイレを装備しています。 以前の車両であれば、TVモニターとマルチステレオも装備されてい
「流氷もんべつ号」は、1996年に北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス、道北バス、北紋バスの4社共同運行という形で運行を開始しました。 元々、紋別~旭川間には、道北バスが単独で「特急オホーツク号」(次回ご紹介予定)という都市間バスを運行していますが、この「流氷もんべつ号」は「特急オホーツク号」と「高速あさひかわ号」(北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス、道北バス)各4往復を振り替える形で開設しています。 この流れを汲んでか、運行開始当初は全便旭川経由でしたが、2001年(平成13年)より直行便が設定され、順次切り替えられます。 現在は直行便3往復と旭川経由便1往復で運行。 更に2006年(平成18年)度より2月の流氷観光期限定で直行便が2往復増回され、更に旭川紋別自動車道延伸に伴う経路変更を経て、現在に至ります。 「流氷もんべつ号」には、かつて仕事の移動の際に何度かお世話になりまし
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北陸新幹線開業に、寝台特急「トワイライトエクスプレス」の廃止、「北斗星」の定期運行終了と、何かと慌しい今年2015年3月のJRグループダイヤ改正ですが、実は約半世紀近く活躍し続けた車両が、今回のダイヤ改正で運用を終了し引退します。 それが、これからご紹介するJR北海道(旧国鉄)の711系電車であります。 日本初の量産近郊型交流電車 711系電車は、今から48年前の1967年(昭和42年)に設計・開発された、日本初の量産近郊型交流電車です。 函館本線電化事業と並行して開発され、徹底した耐寒耐雪機能を考慮した、初の北海道向け国鉄型電車でもあります。 本格運用が始まったのは、翌年の1968年からで、同年8月28日の小樽~滝川電化開業時に営業運転を開始しました。 その後、滝川~旭川間の電化や千歳線・室蘭本線沼ノ端~室蘭間の電化に合わせて増備されていきます。 車内は急行列車にも使用できる様、汎用的に
利用実態に応じた「高速るもい号」のダイヤ改正 「高速るもい号」として運行を開始したのは、今から約30年前の1984年5月23日。 運行開始当初は3往復でスタートしましたが、その後深川経由便の新設や増便、停留所の新設を繰り返し、最盛期には滝川経由便5往復、深川経由便7往復の一日12往復にまで便数を増やします。 ところが、ここ近年は留萌管内の人口減少などの理由で「高速るもい号」利用客数が減少に転じていることから、2013年7月1日に利用実態に応じたダイヤ改正を行いました。 そのダイヤ改正の内容とは・・・ 深川経由便のうち1往復を、深川留萌自動車道(深川西IC – 留萌大和田IC間)を経由する「直行便」に振替。 深川経由便の経路を深川留萌自動車道経由(秩父別IC – 留萌大和田IC間)に変更。 これに伴い「幌糠」「碧水」は滝川経由便のみ停車となるほか、秩父別町内の停留所を「秩父別役場」から「秩父
1984年に運行を開始し、留萌中部~北部エリア地域住民の札幌への唯一の交通機関として親しまれている、沿岸バスの都市間バス「特急はぼろ号」。 札幌~留萌・小平・苫前・羽幌・遠別・天塩・幌延・豊富間を3系統6往復運行している、北海道内を走る都市間バスの中では老舗の部類に入る路線でもあります。 沿岸バスの「特急はぼろ号」については、これまで何度かこのブログで紹介してきましたが、実はこのブログで紹介していない系統がありまして・・・ 今回はその系統をご紹介しようと思います。 その系統とは・・・「特急はぼろ号」増毛経由便です。(写真はイメージです。) 国道開通に伴って出来た「はぼろ号」増毛経由便 「特急はぼろ号」増毛経由便は、札幌~厚田・増毛・留萌・羽幌間を国道231号線と国道232号線を経由して運行する路線。 国道231号の全線開通に伴って1990年5月に雄冬経由便として期間限定(春期~秋期)で1往
宗谷管内豊富町より幌延町・天塩町・初山別村・羽幌町・苫前町・小平町を経て留萌市まで1市7町村を結ぶ、北海道内を走る路線バスの中でも屈指の長大路線として知られています。 全区間通しで所要時間が約4時間かかることから、かつては観光バスタイプの車両が投入されていましたが、ご多聞に漏れずこの路線にもバリアフリー化の波が押し寄せています。 2012年に「豊富留萌線」用としては初のバリアフリー対応車両(三菱エアロスターワンステップ QKG-MP35FM)が2台導入されましたが、その2年後の昨年2014年年末に、バリアフリー対応車両第2弾として日野ブルーリボンⅡワンステップ QKG-KV234Q3)が投入されました。
北海道東部の中核都市の一つであり、農業・酪農を中心に独自文化を築いている都市「帯広」。 一時期ほどではありませんが、交通の要所としての機能を兼ね備えた街でもあります。 帯広から本州(東京方面)へ出掛けるとなると、一般的にはとかち帯広空港から飛行機を利用するのですが、実はここ数年、LCCが発着している新千歳空港を利用することで、とかち帯広空港を利用するよりも安く本州へ移動出来ることが注目されています。 更にここ1~2年前から、より安く移動出来る手段として、とある都市間バスが注目を集めています。 それが、これからご紹介する都市間バス「とかちミルキーライナー」であります。 「とかちミルキーライナー」とはどんなバスなのか ここで「とかちミルキーライナー」について簡単にご紹介しましょう。 都市間バス「とかちミルキーライナー」は、2008年4月25日に北都交通とおびうん観光が1日4往復体制で運行を開始
夜行バス・高速バス・鉄道愛好歴30年以上のひろしプロジェクトが、乗り物の乗車記や最新情報を紹介する総合サイトです。 東京新宿から富士五湖・甲府・諏訪・岡谷・松本・白馬・飛騨高山・伊那・駒ヶ根・飯田方面への主要な足として運行している「中央高速バス」。 上の写真は、2014年12月下旬に東京新宿(新宿高速バスターミナル前及びその近郊)にて撮影した、京王電鉄バスの「中央高速バス」飯田線です。 この便は2台運行で、2台とも日野セレガR-FS(KL-RU4FSEA)が充てられていましたが、年末年始の帰省シーズンということもあってか、ほぼ満席で飯田へ向けて出発していきました。 ここで、「中央高速バス」伊那・飯田線について簡単にご紹介しましょう。 「中央高速バス」伊那・飯田線は、今から約30年前の1984年12月19日に2系統合わせて15往復体制で運行を開始しました。 元々、長野県信南地区から東京方面へ
日本最東の都市間バス路線でもあることはいうまでもありませんが、沿線住民の通院や買い物の足として利用されている生活路線でもあります。 そのため、予約制の都市間路線であるにも関わらず、国や自治体から生活交通路線として補助を受けて運行しています。 今般、所用(法事)で根室へ行く機会があったのですが、久しぶりに「特急ねむろ号」で移動してみようか・・・ということになり、約数年ぶりに「特急ねむろ号」に乗車しましたので、今回はその時の模様を簡単に紹介します。 「特急ねむろ号」とはどんなバスなのか ここで「特急ねむろ号」について簡単に紹介すると、都市間バス「特急ねむろ号」は、1988年11月10日にくしろバス(当時:東邦交通)と根室交通が1日4往復体制で運行を開始しました。 運行開始当初は釧路~根室間を直通していましたが、思うように乗車率が伸びなかったことから、停留所を増やしていきます。 釧路市内の主要病
熊本~神戸・大阪・京都線「サンライズ号」 まずは、熊本~神戸・大阪・京都線「サンライズ号」のご紹介から。 熊本~神戸・大阪・京都線「サンライズ号」は、1988年7月に九州産交バス(当時:九州産業交通)と近鉄バス(当時:近畿日本鉄道)が共同で運行を開始しました。 以来、系統統合や経路変更などを行いつつも、開業から26年もの長い歴史を持つ老舗路線であります。 当時、関西と九州とを結ぶ路線としては西日本鉄道・阪急バス(当時:現在は阪急観光バス)が運行している大阪・神戸~北九州・福岡線「ムーンライト号」に次ぐ2路線目であり、熊本発着の本州方面夜行高速バスとしては第1号であります。 もっとも、「サンライズ号」は産交・近鉄の両社にとっても初の夜行高速バス路線であり、同路線の計画・運行開始については、バスメーカー(日野自動車)が仲介に入ったとも言われていますが同路線の成功をきっかけに両社は夜行高速路線を
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1954年(昭和29年)にデビューし、「青ガエル」の愛称で親しまれた東京急行電鉄「5000系」電車。 当時の日本の電車とは隔絶した高性能と軽快な車体スタイルが特徴で、愛嬌のある車体デザインは、多くの鉄道ファンを虜にしました。 東急では1986年(昭和61年)までに全車廃車されましたが、1970年代以降、地方私鉄に大量譲渡され、各地で活躍しました。 残念ながら、現在は殆ど見かけることはありませんが、そんな中、「青ガエル」5000系電車が今でも現役で活躍している鉄道会社が九州にあります。 それが、これからご紹介する熊本電気鉄道(通称:熊電)であります。(写真はイメージです。) 熊本電気鉄道に東急5000系電車がやって来たのは、今から34年前の1981年(昭和56年)。 この年に2両が移籍し、その4年後の1985年(昭和60年)に4両移籍してきました。 5000系電車は同社初のカルダン駆動方式の
既存組・移行組問わず、昼夜数多くの便数が運行されている東京~仙台間の高速バス。 東京駅八重洲口を発着する東北急行バス「ニュースター号」「スイート号」「ホリデースター号」や、「広瀬ライナー」(京王電鉄バス・宮城交通)、「WILLER EXPRESS」、「桜交通」、「キラキラ号」などなど、路線を挙げるとキリがないのですが、今回はその中から、JRバス東北(本社:仙台市)が運行する東京新宿~仙台間昼行高速バス「仙台・新宿号」を取り上げます。(写真はイメージです。) かつての「政宗号」から続くJRバス新宿~仙台線の歴史 まずは、「仙台・新宿号」について簡単に触れておきましょう。 「仙台・新宿号」の元々の起源は、JRバス東北の他、JRバス関東、東北急行バスの3社が共同で運行していた高速バス「政宗号」でした。 1990年に1日3往復体制で運行を開始したのですが、その2年後の1992年にJRバス関東が撤退
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