A回答(回答者:矢ヶ崎克馬琉球大学名誉教授) 放出した微粒子について科学的に分析した論文があります。 ADACHIらの論文(Emission of spherical cesium-bearing particles from an early stage of the Fukushima:Scientific Reports, 3, Article number:2554(2013))は「不溶性微粒子」を確認したことと、加えて、微粒子内部での原子配置が均一であったことを確認した点で重要だと思います。 この論文で扱っている微粒子は、つくば市において3月14日に空気中から採取したものと20日に採取したものです。原子炉爆発により、3月14日に採取された大量のエアロゾールは、不溶性の微粒子が、3月20日に放出されたエアロゾールは可溶性であったことが報告されています。不溶性の微粒子の特徴は直径が2
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