太平洋の放射能汚染について非常に丁寧にモニターしている、ASRという国際的な海洋調査会社※2があって、この地図(2012年3月現在)で見ると放射能汚染は太平洋を東(右方向→)へと進んでいます。 なぜこのような汚染分布となるのか?下の地図をご覧下さい。日本列島の太平洋側では、北からは親潮。南からは黒潮が来ておりますが、流れとしては黒潮のほうが非常に勢いがあります。この親潮と黒潮が千葉県沖で合流して太平洋を東に向かってぐっと押し出ていく北太平洋海流となります。※3それで放射能汚染も同じように太平洋を東へと進んでいるのです。 ところで赤い放射能汚染の濃い海域は北海道の太平洋側と千葉県沿岸の間に存在しています。 つまり太平洋を東へと進み広がっていく放射能汚染とは別に、海岸に沿って平行して流れる沿岸流などにより赤い放射能汚染の濃い海域に閉じ込められてしまっている放射能汚染があると考えられます。 消費
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