ヨルダン川西岸のイスラエル占領地にある入植地関連施設に集まる若い入植者ら(2016年12月18日撮影)。(c)AFP/MENAHEM KAHANA 【12月24日 AFP】(更新)国連安全保障理事会(UN Security Council)は23日、イスラエルによる入植活動の停止を求める決議案を採択した。米国は拒否権を行使せず棄権した。 米国は、緊密な同盟関係にあるイスラエルを非難する決議案に拒否権を行使しないという異例の措置を取った。同決議案は15理事国のうち残る14か国全ての賛成を得て採択された。中東和平に関する安保理決議案が承認されたのはここ8年で初めて。 決議案は、「東エルサレム(East Jerusalem)を含む、占領下にあるパレスチナ領地での入植活動の即時完全停止」を求める内容。22日、エジプトによっていったん取り下げられていたが、その後、ニュージーランド、マレーシア、セネガ