イタリア中部で30日、マグニチュード6.6の地震があり、これまでにおよそ20人がケガをし、その後も余震と見られる揺れが続くなど、相次ぐ地震に住民の間では不安が高まっています。 ノルチャでは建物の屋根や壁の一部が崩れ落ちたほか、中心部の教会が倒壊し、現地の災害対策本部によりますと、これまでにおよそ20人がケガをしたということです。ローマにある日本大使館によりますと、日本人がケガをしたという情報は入っていないということです。 災害対策本部は、町の中心部に住むおよそ3000人に避難勧告を出して、バスで周辺の地域に避難させる措置を取っていますが、受け入れ先の手配などに時間がかかり、中には車の中で毛布を敷いて一夜を明かそうという住民もいました。 イタリア中部ではことし8月、マグニチュード6.2の地震が起きて、およそ300人が死亡したほか、今月26日にも大規模な地震が2回、起きています。現地では、今回
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