宮城交通(仙台市)と山交バス(山形市)が共同運行する高速バス仙台-上山線が、宮城県から東北芸術工科大(山形市)へ通学する学生で混雑している。上山行きの始発は週に3、4日は満席になる盛況ぶり。県境をまたいで通う多くの学生からは、増便を求める声も上がっている。 上山線は平日8往復運行。宮城交通によると、バスの定員は60人程度で、特に混雑するのは午前7時に仙台市青葉区の「県庁市役所前」停留所を出る始発の便。学生によると、15分ほど前から並べば乗れるが、次の停留所の仙台駅からは「満席で乗れないことがしょっちゅうある」という。 新入生の利用時間帯が集中しやすい4月から、夏休み前の6月までは混雑のひどい状況が続く。 背景にあるのは宮城県からの入学者数の増加。芸工大前に停留所が開設された2008年度の新入生は106人だったが、本年度は173人に上り、地元山形県の167人を上回った。バスの利用者も、
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