ご神体の白蛇と卵 熊本県阿蘇市赤水の蛇石(へびいし)神社で、ご神体の白蛇が卵を産んだ。10年ほど前、本殿裏の岩場で2匹見つかり、地区の住民が境内に蛇舎を造って育てていた。 今月14日、4センチ前後の楕円(だえん)形の卵1個が見つかった。その後も毎日1、2個ずつ産み落とされ現在は8個。孵化(ふか)させるため、住民たちは熊本市動植物園に相談している。 裏の岩場はもともと白蛇が多く、神社のいわれになった。古くから商売の神様とされ、参拝者が絶えない。住民たちは「景気が良くなる前兆であって」と願っている。