横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で23日に行われたサッカーJ1の横浜M-川崎で、横浜Mのサポーターが川崎のブラジル人選手に向けてバナナを示す行為をした可能性があることがわかった。人種差別にあたるとみられ、横浜Mでは事実確認に乗り出した。 行為があったのは前半40分すぎ。横浜Mの男性サポーターがスタンドから川崎のブラジル人選手に向けて、右手でバナナを示す行為が中継映像にとらえられており、インターネットなどで情報が拡散した。 横浜M側にも情報は伝わっており、嘉悦朗社長は産経新聞の取材に「現段階ではノーコメント。クラブとして、やることには着手している」と話した。 サルの好物であるバナナを黒人選手に示す行為は欧州でも起きており、4月にはスペイン1部リーグでブラジル人選手が投げ込まれたバナナを食べたことで、世界各国のサッカー関係者がバナナを口にして差別を非難するキャンペーンに発展した。 Jリーグは差別行