生かせなかった皇室保持シグナル 謀略警戒、遅れた終戦決断＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース

英国立公文書館で見つかった当時の中立国アイルランドとアフガニスタンから打たれた電報は、あらゆるチャンネルを通じて米国が「皇室（天皇制）存続を認める」シグナルを日本に送ろうとしたことを示している。皇室存続が伝えられながら本土決戦を唱える軍部の抵抗で降伏（ポツダム宣言正式受諾）をしぶり、犠牲者を増やした日本の指導層の判断が改めて問われそうだ。（編集委員 岡部伸） ◇ ◆ＭＩ５副長官日記 英国立公文書館所蔵のガイ・リッデルＭＩ５（英情報局保安部）副長官日記の１９４５年（分類番号ＫＶ４／４６６）８月５日にこんな記述がある。 「スイスで日本は、ヤコブセン国際決済銀行顧問を通じ、ダレス米戦略情報局（ＯＳＳ）欧州総局長と試験的和平交渉を始めたが、米国は無条件降伏に固執しながら、必ずしも皇室廃止を含んではないとの多くのヒントを投げかけている」 実際に米国は、ドイツ降伏後

[bogus-simotukare]

要するに「国体（天皇制）護持」の保障がない限り何人国民が死んでも構わない、松代大本営で徹底抗戦というのが裕仁で「聖断」など嘘だったと言う事／ソ連参戦で日本は詰んだわけだが

[magi-cocolog]

国民より国体が大事っていう時点で間違っているんだけど、そういう視点があるのかなあ、この新聞社。

[Apeman]

原爆は全然「仕方なかった」わけでも「やむを得なかった」わけでもないことが歴然。

[Ayrtonism]

原爆で完全に詰むまで判断できなかったという話。しかし、地の文で「聖断」とかいう用語使うなよ。歴史の話してんじゃないのかよ。

[flagburner]

「日本は、これ（無条件降伏）を「謀略」と受け止め、米英は無条件降伏以外受け入れず、それは「国体」存亡の危機につながる、と思い込んでいた」→「国体（皇室）」保持＞国民の生命・・・。

[blackseptember]

玉音放送レコードもかっさらおうとしてた連中がいたぐらいだからこの程度珍しくも無いというかメインストリームだったんだろう。

[kechack]

これでソ連が本格参戦したら皇室は廃止されてたもね。その意味で最後まで徹底抗戦を叫んでいた軍部こそ大国賊じゃないか？

[REV]

国体護持と軍隊無謬の維持のために戦争してたんで、中途半端に白旗上げると、「おめえら、なんであんな戦争始めたんだよ」って革命起こされるって思ってたんじゃね？

[zilog80]

天皇制だけ守っても日本は守れないのだが。

[dgwingtong]

サッサと降伏してれば原爆落とされなかった、その責任も誰もとってないし。

[filinion]

小林よしのりも“戦争論”で「米国が意図的に国体護持を曖昧にし、戦争を長引かせたのだ！」とか謀略説を採ってたけど、実際は情報はあったのに日本側が無視してた、と。／せめて“いわゆる「聖断」”とか書けよ…。

[mahal]

外交における敵味方観のナイーブさという、古くて新しい課題。／しかし、それだけ国体護持を担保するなら沖縄の段階で既に連合国の要求は「有条件降伏」であり、日本の敗戦はその程度だった、というお話でもある。

[kamezo]

んんん？

[EzoWolf]

"軍部の抵抗で降伏をしぶり" いや天皇自身も渋ってた。 そもそもアメリカの意図を正しく分析する能力があったなら、南部仏印進駐はしなかったろう

[daybeforeyesterday]

うーむ

[syuu1228]

え、アイルランドって当時中立国だったの。アフガニスタンって当時独立してたの。“英国立公文書館で見つかった当時の中立国アイルランドとアフガニスタンから打たれた電報は”

[ikd18]

上層部の求めるのが皇室保持なのに、罠だと思って受け入れなくて、結局保持されるかどうが不明な状況で降伏して、「保持されるよ」というのは後から聞いたってのは、右から見ても左から見ても悪手だなあ。と。

[u-chan]

米国から皇室存続のサインがありながら、聖断による終戦まで時間がかかった--そうなんだけど、青年将校の宮城クーデターとかでわかるように、原爆とソ連参戦以前に決断は不可能だったろう。