クリミア(Crimea)半島のセバストポリ(Sevastopol)で、武装した兵士ら(所属不明)が集まるなか、ベビーカーを押す女性(2014年3月1日撮影)。(c)AFP/VIKTOR DRACHEV 【3月2日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は1日、欧州連合(EU)寄りの暫定政権が発足したウクライナの南部に位置するクリミア(Crimea)半島で親ロシア派の暴動が続いていることを受けて、ウクライナにロシア軍を派遣する方針を表明し、上院はこれを承認した。 ロシア政府によると、プーチン大統領は上院に対し、「ウクライナにおける異常事態でロシア国民の生命が脅かされている」として、軍の派遣を承認するよう求めた。また、クリミア半島にある軍港都市セバストポリ(Sevastopol)で「国際法に完全に準拠して」駐屯しているロシア黒海艦隊(Black Sea F