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ブックマーク / ryukyushimpo.jp (298)

  • <金口木舌>触媒反応 - 琉球新報デジタル

    水の成分の水素と酸素を一緒にして加熱しても何も起きないが、銅を加えると一転して水ができる。ある物質が加わることで化学反応が進む触媒反応だ ▼それがあることで新たな変化が生まれる。沖縄の基地問題で、土に沖縄の米軍基地を引き取る運動も触媒の役割を果たすかもしれない ▼大阪を起点に、福岡、新潟、長崎、東京、山形、滋賀、兵庫、大分、神奈川で組織が立ち上がった。現在準備中の北海道を含めると11都道府県に広がる。4・28は全国一斉行動で全国6都市の街頭で引き取りを呼び掛けた ▼賛意ばかりではない。「日全土基地化につながる」「そもそも基地はどこにもいらない」。さまざまな立場から反論がある。だが提起を契機に議論が起こっているのも事実 ▼2009年の民主党政権発足で米軍普天間飛行場の県外移設が“検討”された。具体的に九州の飛行場の名前が挙がると地元では反対決議が起きた。あの頃とは空気が違う。引き取り運動

    <金口木舌>触媒反応 - 琉球新報デジタル
  • 米軍の牧港武装訓練通告 戦争想起「絶対許せぬ」 過去にも実施、遺族ら憤り - 琉球新報デジタル

    フェンス沿いで機関銃を構える米兵ら=2012年2月、浦添市の牧港補給地区 【浦添】在沖米海兵隊が、沖縄県浦添市の牧港補給地区(キャンプ・キンザー)で武装した兵士がフェンス沿いで銃を構える防衛訓練を実施すると発表して2週間余りが経過した。これまでに訓練は確認されていないが、市民からは「銃口を向けられるのは怖い」などと不安の声が上がる。市宮城の戦争体験者、喜舎場宗正さん(79)は「戦時中、避難しようと歩いていたら銃撃され、一緒にいた祖父が即死した。わざわざ市民に戦争を思い出させるような訓練は絶対に許せない」と話す。 喜舎場さんは1944年の10・10空襲の後、市大平の防空壕に祖父と姉と妹と共に避難した。45年4月に米軍が上陸し、浦添でも艦砲射撃が激しくなった。防空壕では危ないと判断した祖父と共に姉と妹と牧港のガマに向かっていたが突然パラパラという銃声が響き、祖父が倒れた。 在沖海兵隊が予定して

    米軍の牧港武装訓練通告 戦争想起「絶対許せぬ」 過去にも実施、遺族ら憤り - 琉球新報デジタル
  • 1500人「屈辱、今も」 辺野古で4・28県民集会 - 琉球新報デジタル

    県民集会で過重な基地負担に抗議する発言者のあいさつに聞き入る参加者ら=28日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前 沖縄が日から切り離され「屈辱の日」と呼ばれた1952年のサンフランシスコ講和条約発効から66年を迎えた28日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で「4・28県民屈辱の日を忘れない県民集会」(同実行委員会主催)が開かれた。主催者発表で約1500人が参加した。米軍属女性暴行殺人事件の発生から2年とも重なり、集会の冒頭で被害女性の冥福を祈り全員で黙とうした。 県民集会は沖縄の過重な基地負担に抗議し米軍普天間飛行場の辺野古移設に伴う新基地建設や憲法9条改正への反対も掲げた。 主催者を代表し、高良鉄美実行委員長(琉球大学法科大学院教授)は「屈辱の日」について「私たちの思いが無視された。憲法から沖縄は分離されて基的人権や平和主義も、国民主権からも外された」と指摘した

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  • 「暴力的排除やめろ」 市民、資材搬入を阻止 辺野古500人座り込み - 琉球新報デジタル

    座り込む市民の排除を始める県警機動隊=24日午前9時過ぎ、名護市辺野古の米軍キャンプのゲート前 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設問題で、24日午前、「辺野古ゲート前連続6日間500人集中行動」の2日目が名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で始まった。 午前9時半現在で300人を超える市民が県内各地から駆け付け、ゲート前に座り込んだ。 県警は機動隊の大型車両を新たにゲート前に駐車し、市民の抗議行動を規制した。 午前9時前には、キャンプ・シュワブ内に建築資材を運び込む車両が国道329号に並んだ。 搬入を止めようとする市民と強制排除する県警の機動隊員が衝突し、もみ合いとなっている。市民は「暴力的な排除はやめろ」「機動隊は帰れ」などと声をあげて座り込め、資材搬入を止めている。 ゲート前での混乱により、国道329号の南向け車線は1時間以上にわたり、通行できな

    「暴力的排除やめろ」 市民、資材搬入を阻止 辺野古500人座り込み - 琉球新報デジタル
  • 大型米軍車両、集落に進入 国道だが道幅5メートル 保育園近く 大宜味村 - 琉球新報デジタル

    大宜味村塩屋区内の国道331号を通る米軍車両=13日、大宜味村塩屋区(読者提供) 【大宜味】大型の米軍車両3台が沖縄県大宜味村塩屋区の集落内に進入していたことが23日までに分かった。道路は国道だが、狭い所で幅が約5メートルしかなく、見通しも悪い。区民らから「突然のことで驚いた」「幅の狭い道を米軍車両が通るのは危険だ」などの声が上がった。 13日午後6時ごろ、塩屋区の国道331号で、3台連なった米軍車両が通った。対向車線で車を運転していた男性は、米軍車両とすれ違うことができないと判断し、道幅が十分な場所まで乗っていた車を後退させた。 男性は「区内を米軍車両が通るのは初めて見た。近くには保育園もあるので、大型の米軍車両が通るのは危険だ」と話した。 米軍車両の通行を目撃した知念章区長(67)は「大型の米軍車両が区内の道を通るのはここ最近はなかった。区民の安心、安全を考えると、米軍車両が区内の国道

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  • 【与那原町長選速報】照屋勉氏が初当選 - 琉球新報デジタル

    任期満了に伴う与那原町長選挙が22日投開票され、無所属新人で前副町長の照屋勉氏(55)が4881票を獲得し、初当選を果たした。無所属新人で前町議の仲里司氏(46)=自民推薦=は3447票で及ばなかった。 古堅國雄町長の後継として出馬した照屋氏は、総務課長や教育長、副町長として約33年の行政経験と実績を主張し、選挙戦を勝ち抜いた。 【略歴】照屋勉氏(てるや・つとむ) 1962年4月26日生まれ。町江口区出身。順天堂大卒。85年町役場採用。総務課長などを経て2013年に教育長、14年に副町長へ就任、町長選出馬のため今年2月に退職した。 与那原町長選(選管最終) 照屋勉 4881 仲里司 3447 無効    63 【琉球新報社電子版】

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  • 辺野古高さ制限 沖縄高専初代校長、理由なき“例外”批判  - 琉球新報デジタル

    「例外で済ませていいことではない」と指摘する糸村昌祐氏=13日、北中城村 米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地建設問題で、建設現場周辺では日の航空法や米国の高さ制限基準を、沖縄工業高等専門学校(沖縄高専)や住宅などが超えていることが明らかになった。沖縄高専初代校長の糸村昌祐氏(75)は13日、琉球新報の取材に応じ、沖縄防衛局が高専の校舎は米国基準の「適用除外」と説明したことについて「なぜ例外なのか、例外の理由を明らかにしていないのに安全と言えるのか。例外で済ませていいことではない」と批判した。 「安全」を巡って、「例外」の理由が明確でない以上、安全が担保されているとは言えないと指摘した。 糸村氏は2002年の高専創設準備室長時代、学校に隣接するキャンプ・シュワブから発生する騒音や振動に「異論・反対等はしない」とする文書の提出を沖縄防衛局(当時は那覇防衛施設局)より打診された。米軍が基

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  • <金口木舌>沈黙も絶望も赦されない - 琉球新報デジタル

    沖縄の自立と平和を語るときの心の支えを私たちは失った。沖縄の民衆運動と共に歩んだ新崎盛暉さんの訃報に接した時の脱力感を今も拭えない ▼初めてお会いしたのは1986年11月、日兵に殺害された朝鮮人軍夫の慰霊祭がある座間味村に向かう船上だった。ラフな格好で甲板に陣取り、潮をかぶって苦笑いしていたのを思い出す。当時50歳、沖縄大学の若き学長だった ▼52年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効が沖縄との出合いだった。通っていた高校の校長が「日独立」を祝い、万歳を呼び掛けたことに衝撃を受けた。沖縄分断の日である。「日にとって沖縄とは何か」を問う原点となる ▼安倍政権は同じ行為を繰り返した。2013年の「主権回復の日」を祝う万歳だ。日の為政者は沖縄に犠牲を強いて恥じようとしない。新崎さんが対峙(たいじ)した「構造的差別」の一端である ▼創刊に関わった季刊誌「けーし風」に回顧録を連載していた

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  • 「一強長期政権で統治腐る」 青木理さん語る 琉球フォーラム - 琉球新報デジタル

    「琉球フォーラム」で公文書改ざん問題などについて語る青木理さん=11日、沖縄県那覇市のパシフィックホテル沖縄 会員制の講演会組織「琉球フォーラム」(主宰・富田詢一琉球新報社長)の4月例会が11日、沖縄県那覇市西のパシフィックホテル沖縄であり、元共同通信記者でジャーナリストの青木理さん(51)が「国家と情報~公文書改ざんはなぜ起きたか」の演題で講演した。青木さんは学校法人「森友学園」に関する財務省の文書改ざんなどを挙げ、「一強の長期政権の下で、統治機構の根幹がどんどん腐っている」と指摘した。 青木理さんの講演に耳を傾ける琉球フォーラムの会員ら=11日、那覇市西のパシフィックホテル沖縄 安倍政権では財務省の決裁文書改ざんのほか、南スーダン国連平和維持活動に関する防衛省の日報隠蔽(いんぺい)など、公文書を巡る問題が次々と噴出している。青木さんはそれら一つ一つを「民主主義の根幹を腐らせるとんでもな

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  • 普天間返還合意22年 宜野湾市民は何を思うのか - 琉球新報デジタル

    住宅地上空を飛行するMV22オスプレイ=11日午後4時ごろ、宜野湾市内 【宜野湾】米軍普天間飛行場の返還合意から22年を迎えた沖縄県宜野湾市では、今も変わらず、米軍機が離着陸を繰り返す。そのたびに子どもたちの声や学校の鐘、ごみ収集車のアナウンスなど、生活の営みの音はかき消される。爆音に揺れる空を見上げる人は少ない。合意22年となる市内を歩いた。市民からは失望と怒りの声が漏れた。 普天間飛行場の滑走路から近い新城地域。清明のために買ったミカンと紫の花を持って歩いていた仲松弥政さん(76)は「合意が決まったときは『やった』と喜んだ。でも、だんだんなし崩しになった。今ではかえって悪くなっている」と吐き捨てる。「飛ぶたびにいらいらする。一日も早くどかしてほしい」。花を持つ手が怒りで震えた。 昨年12月13日に大型輸送ヘリCH53Eの窓が運動場に落下した普天間第二小のそば、女性(44)は普天間第二幼

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  • 沖縄市長選 立候補予定2氏政策比較〈下〉 基地・行財政改革 米施設移転に差異 - 琉球新報デジタル

    続く不祥事、立て直し急務 米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)倉庫群とキャンプ瑞慶覧のスクールバス関連施設を嘉手納弾薬庫知花地区に移設することについては、2016年8月に現職の桑江朝千夫氏(62)が受け入れを表明した。新人で前市議の諸見里宏美氏(56)は受け入れに反発しており、両氏の主張は異なる。 桑江氏は「沖縄の振興発展を図る観点から、基地の整理縮小は一歩でも前に進めなければならない」と受け入れ理由を説明する。その上で「防衛省、沖縄防衛局、市の三者協議会で周辺の交通渋滞や河川氾濫、不法投棄対策などの課題解決に着手している」とする。 諸見里氏は「住民合意がない受け入れは許されない。機能強化につながる受け入れには反対する」と強く批判する。「返還跡地から大量の有害物質を含むドラム缶が発見され、深刻な問題になった。環境影響も含め徹底した情報開示を求める」と追及する構えだ。 米軍嘉手納基地の運用

    沖縄市長選 立候補予定2氏政策比較〈下〉 基地・行財政改革 米施設移転に差異 - 琉球新報デジタル
  • 「沖縄はめげない」 辺野古ゲート前県民大行動に400人 - 琉球新報デジタル

    歌いながら抗議する市民ら=7日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する政党や市民団体などで構成するオール沖縄会議は7日、毎月第1土曜日恒例の「県民大行動」を実施した。 正午までに名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前には市民400人以上が訪れ、「新基地反対」「違法な工事はやめろ」などと抗議の声を上げた。県内各地の島ぐるみ会議などから市民が続々と集まっている。 工事車両による基地内への資材や土砂などの搬入は確認されていない。 沖縄平和運動センターの山城博治議長も4、5日に続いてゲート前で座り込み、「沖縄はめげない。引き続き座り込み、抗議の意志を発信しよう」と呼び掛け、決意を新たにした。海上ではカヌーに乗った市民が抗議している。【琉球新報電子版】

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  • 沖縄市長選 立候補予定2氏政策比較〈上〉 経済振興 アリーナ建設で相違 - 琉球新報デジタル

    22日投開票の沖縄市長選には、現職の桑江朝千夫氏(62)=自民、公明、維新推薦=と前市議で新人の諸見里宏美氏(56)=社民、共産、社大、自由、民進推薦=が立候補を表明し、一騎打ちとなる見通しだ。両氏の主張の争点や独自の政策を、琉球新報が実施したアンケートや取材を基に浮き彫りにする。 東部海浜、活用策に独自色 計画が進む1万人規模の多目的アリーナ建設については見解の違いが鮮明だ。 目玉公約に掲げる桑江氏は、FIBAバスケットボールワールドカップ1次予選の開催会場に決まったことを「市民の大きな夢、自信につながる」と強調し、早期の建設実現を目指す。琉球ゴールデンキングスの試合やコンサートを開催し、観客の流入による中心市街地活性化を思い描く。 諸見里氏は建設費や維持費などの財源をいかに捻出するか、市民の負担がどれだけあるかなどについて「説明が不十分だ」と指摘する。大手ゼネコンと地元3社で構成するJ

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  • 高畑氏、生前、沖縄に思い 辺野古新基地「日本全体が反対を」 - 琉球新報

    米軍キャンプ・シュワブのゲート前を訪れ、市民らと交流する高畑勲さん(右)=2015年12月6日、名護市辺野古 「火垂るの墓」などを手掛けたアニメーション映画監督で5日、82歳で亡くなった高畑勲さんは生前、沖縄に寄り添う姿勢を鮮明にしていた。高畑氏は沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前を訪れ、「(新基地建設に)日国民全体が反対しなければならない」と強調するなど直接、県民にメッセージを送ったこともあった。高畑さんの訃報を受けて6日、キャンプ・シュワブのゲート前では「沖縄に思いを寄せてくれていた。残念だ」などと惜しむ声が相次いだ。 高畑さんは2015年12月、講演のため沖縄県に来県し、紙などの取材に「沖縄と政府は裁判になっているが、(沖縄は)当然のことをしている。私としては全部支持する」と述べていた。その足で沖縄県東村高江とキャンプ・シュワブのゲート前を訪れ、「土の人間とし

    高畑氏、生前、沖縄に思い 辺野古新基地「日本全体が反対を」 - 琉球新報
  • 「搬入ない日続けば」 ゲート前、市民ら約30人座り込み 工事車両搬入確認されず - 琉球新報デジタル

    米軍キャンプ・シュワブゲート付近のテントでそれぞれの時間を過ごす市民ら2日午前11時50分ごろ、名護市辺野古 【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設問題で、新基地建設に反対する市民ら約30人は2日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、新基地建設反対を訴えた。正午現在で沖縄防衛局による資材搬入は行われていない。 市民らは「沖縄 今こそ立ち上がろう」を歌うなどして団結した。「沖縄 今こそ立ち上がろう」は沖縄平和運動センターの山城博治議長が原曲「美しき五月のパリ」の歌詞を替えた歌だ。歌い終えた後、市民らはゲート前からテントに戻り、それぞれの時間を過ごした。 集会の司会を務めた県統一連の瀬長和男事務局長は「搬入がない日はとても平和に感じる。こんな日が続けばどんなに幸せなことか」と話した。【琉球新報電子版】

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  • 「ネット右翼でした」 沖縄に暮らし、記者になって思うこと - 琉球新報デジタル

    2018年3月25日、琉球新報に掲載された1の記事がインターネット上で話題を集めました。公式サイトに掲載された訳ではありませんが、新聞記事の写真がツイッターやフェイスブックで拡散され、個人ブログなどで紹介する人も続出し、賛否両論を巻き起こしたのです。 編集局内にある文化教育班のブースで原稿を書く塚崎昇平記者=3月27日午後、那覇市天久の琉球新報社 話題となった記事は、入社2年目の塚崎昇平記者(26)が書いた「ネット右翼でした」というタイトルのコラム。琉球新報の記者が「ネット右翼」だった過去を告白する内容は、ネットでの反応を見る限り大きな関心を呼んだようです。「記者ですが」というコーナーは2017年6月4日から毎週日曜日に掲載している記者のコラムです。記者たちの素顔を垣間見ることができると好評で、開始以来42回を数えます。 なぜ「ネット右翼」だった彼が琉球新報の記者になったのでしょうか。

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  • 日米地位協定、イタリア・ドイツと何が違う? 沖縄県が4月にも特設サイト - 琉球新報デジタル

    沖縄県は早ければ4月にも、日米地位協定の研究に関する特設サイトを基地対策課のホームページ内に立ち上げる。日と同じく米軍が駐留するイタリアやドイツが米国と交わしている各種駐留協定の内容と、日米地位協定を比較し、地位協定の「抜改定」を求める県の立場に理解を広げたい考え。外務省のホームページなどにもこうした詳細な比較は掲載されていないため、県が独自に発信する。県の担当者は「研究者の研究活動にも活用してもらいたい」としている。県はことし1、2月にイタリアとドイツに職員を派遣し、米軍駐留の状況を調査した。30日にはこれら2カ国と日での米軍駐留の条件の違いを説明した「中間報告」を発表しており、特設サイトには中間報告も併せて掲載する予定。 県によると、日米地位協定のほかに、ドイツと米国が締結した「ボン補足協定」、イタリアと米国が結んだ「モデル実務取り決め」などの具体的な条文を掲載し、日国内での駐

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  • 遺族に完全補償を 米軍属女性殺害 名護市議会が決議 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

    【名護】2016年に沖縄県で発生した米軍属女性暴行殺人事件を巡り、名護市議会(宮城弘子議長)は28日の3月定例会で、米政府に遺族への完全補償などを求める意見書と抗議決議を全会一致で可決した。同事件を巡っては、事件当時軍属の被告が米軍の「直接雇用」でなかったことを理由に、米政府は日米地位協定に基づく遺族への補償金支払いを拒否している。 決議と意見書は「米政府が補償金を支払わない、理不尽で無責任な行為を許してはならない」と非難し、(1)被告は被害者および遺族へ誠意ある謝罪を行うこと(2)米政府は遺族へ完全補償を行うこと(3)日政府は「SACO見舞金」制度などによる遺族への十分な補償を行うこと(4)日米地位協定の抜的な改定を行うこと―の四つを求めた。 意見書と抗議決議の宛先は内閣総理大臣や外務大臣、防衛大臣、駐日米国大使、在日米軍司令官など。

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  • 被覆ブロック設置など護岸工事進む カヌー抗議6人が一時拘束 - 琉球新報デジタル

    カヌーに乗った抗議市民を拘束する海上保安官=28日午前9時2分、名護市の辺野古沖 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で28日午前、辺野古沖の海上では護岸工事が進められている。 「K3護岸」では大型クレーンで砕石が並べられ、「K4護岸」では被覆ブロックを積む作業が続いている。 新基地建設に反対する市民は抗議船3隻、カヌー6艇で「海を壊すな」などと抗議の声を上げている。 カヌーに乗った市民6人が、海上保安官に一時拘束されるなどした。【琉球新報電子版】

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  • <金口木舌>「平成の終わり」の前に - 琉球新報デジタル

    天皇、皇后両陛下の来県を幾度か取材した。印象に残るのが1993年4月の初来県である。両陛下を迎える県民の姿が記憶に残る ▼糸満の全国植樹祭会場に向かう道沿いでのことだ。80歳くらいのおばあさんが歩道にいすを持ち出し、どかっと座って両陛下の車列を待った。突拍子もない行動に驚いた ▼こちらは一瞬の出来事だった。両陛下を待つ市民が居並ぶ県庁前の道路を車列が通過する直前、一人の女性が警察官に拘束された。平和団体で活動していた女性の怒りに歪(ゆが)んだ顔を思い出す ▼皇太子の時代を含め11回を数える沖縄訪問は「慰霊の旅」という性格を帯びてきた。迎える沖縄では昭和天皇の戦争責任や沖縄の長期占領を米国に伝えた「天皇メッセージ」の問題が議論された。皇室と沖縄の宿命的な関係だ ▼来年、平成という時代が終わる。戦争と米統治が残した米軍基地という昭和の負の遺産は、平成を超えて次の時代まで引きずることになる。沖縄

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