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記者の眼 「イノベーション(笑)」と呼ばれる情報通信業界 「何を言っているのかサッパリ分からない」 企業向け情報システムを販売する某ITベンダーの製品セミナー会場で、ある運送業者の経営幹部は憤っていた。セミナーの講演内容が全く意味不明なのだという。 セミナーに招待したITベンダーの若手営業担当者が挨拶に訪れると、この運送業者は「あんたらがイノベーションやソリューションだの横文字に詳しいことは分かった。だが結局、何をしてくれるんだ」と問い詰めた。 いつもは好評なセミナーのため、若手営業担当者は想定外の反応で答えに窮してしまった。そのあと、なぜそんな反応が返ってきたのか考えていたら、隣に座っていた同僚のセリフが、ふと脳裏に蘇ってきた。同僚は、セミナーに登壇した上司の営業本部長の話を聞きながら、何かを指折り数えていた。 「本部長すげえ、開始早々すでに『イノベーション』を10回も言い放ってる」 売
「サプライチェーン攻撃」などがセキュリティ上の最大の脅威に----米SANSの専門家が指摘 写真●SANS Institute調査研究部門ディレクターのアラン・パーラー氏[画像のクリックで拡大表示] 米セキュリティ研究機関SANS Institute(System Administration Networking and Security Institute)の調査研究部門ディレクターのアラン・パーラー氏(写真)は、「現在、最も破壊力のある脅威」として「ゼロデイ攻撃」「訪問者を感染させるWebサイト」「サプライチェーン攻撃」の3つを指摘した。情報セキュリティ関連イベント「SANS Future Visions 2009 Tokyo」の開催に伴い、2009年7月16日に東京で行った記者説明会で述べたもの。 「ゼロデイ攻撃」は、未知のぜい弱性を突く攻撃のことである。パーラー氏は、「特に深刻な
記者の眼 エンジニアがはまりやすい要件定義の失敗パターン 少し前のことだが、あるシステム・インテグレータの社内研修に1日だけ参加させてもらった。研修のテーマは要件定義。ユーザー企業の利用部門からヒアリングした業務上の問題や要望を分析し、解消すべき根本的な課題を見いだす要求分析の進め方を学ぶのが目的である。 その研修は、講義より演習が主体だった。素人の記者にはハードルが高かったが、無謀にも「ほかの方と同じように受講させてください」と頼み込んだ。要件定義の記事は何度か書いたことがあり、ちょっとした自信を持っていたのである。 演習の手始めに、架空の利用部門からヒアリングした結果という10数個の業務上の問題が題材として与えられ、他の参加者と同じく記者もその分類を試みた。「すべての問題をカバーする“巧みな分類”を考えなくては」と記者は思った。問題が起こっている場面や原因が共通する問題同士をくくり、「
注目された衆議院・山口二区の補選の結果が出て、民主党候補が大差で当選した。福田総理は、ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率復活反対を求める民主党に対して、「人気取り」と批判をしてきたが、この選挙結果により、はっきりと民意が示されたわけだ。 政府・与党は、それでも30日に暫定税率再可決を予定しているようだが、2万票以上という大差がついたことで、今後の展開は予断を許さなくなった。 わたしは、このコラムで再三指摘しているように、暫定税率の再可決には大反対である。衆参ねじれ現象によって、財政出動や金融緩和策がとりにくい現状において、暫定税率の廃止は減税と同様の景気対策となるからだ。 ましてや、一度下がったガソリン価格が、再可決によって再び上がってしまったら、どうなるか。心理的にも景気に与えるマイナス効果ははかり知れない。 福田総理は、去る3月31日、暫定税率の年度内成立が絶望的になった時点
マクドナルドだけじゃない!「名ばかり」管理職の実態 年収は500万円、不足分は隔週の引越しアルバイト〜大手ソフト会社 第2回は、大手ソフト会社の管理職のケースをご紹介する。突然、管理職への大量昇進があった。その一人となったが、手当ては微々たるもの。生活給同然だった残業代が消えた分だけ、生活は厳しくなったという。 管理職への大量昇進の謎 「100円バーガーは安いからうれしいけど、その安さは、店長のサ―ビス残業が支えてるのかと思うと、素直には喜べませんね。スマイルだけじゃなく、残業代もゼロ円だったのかって、ある意味、納得できました。どの業界でも似たようなことがあるんだなって」 坂口洋行さん(仮名、41歳)は、先のマクドナルド判決をニュースで知ってそう思った。 坂口さんも昨年、管理職に昇進した。しかも、約300人が一挙に管理職になるという、異例の出来事だった。 「ほぼ無条件で大量昇
ロッテリアが2007年の11月に発売した「絶品チーズバーガー」が順調に売り上げを伸ばしている評判だ。値段は単品で360円と業界内では高い部類に属す。だが、ファストフード業界で初めて、ハンバーガーにナチュラルチーズを使った。パンや肉にも良質な食材を採用したことも話題となっている。 売上高の具体的な数値は「企業秘密」。だが、先行販売した店舗では1カ月の販売目標に掲げた個数を、わずか3日で売り切った。今も注文に供給が追いつかないほどの売れ行きを示しており、1店舗あたり1日200個の限定販売が続いている。 この「絶品チーズバーガー」を開発したのは、同社の総合プロデューサーの嶋原博氏だ。同氏は異色の経歴の持ち主である。これまでに2度の渡仏を経験。2つ星レストランでシェフを務めたこともある。 ── フランス料理の本格シェフがファストフード業界に居る、というのは驚きました。 嶋原 ええ、よく言われま
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