Bruce A. Tate 著、まつもとゆきひろさん監訳、田和勝さん訳の 「7つの言語 7つの世界」 を楽しみながら読んでいる。 最初のページの「読者の声」の、 「複数のパラダイムを理解すると、設計能力が大幅に強化される」by Dr. Venkat Subramaniam に、はっとさせられた。 読み進めるうちに、この言葉の意味が、実感できてきた。 「異なるパラダイムを、実感してみる」と「設計の発想やセンスが変化する」手ごたえがあった。 9章「まとめ」に、プログラミングパラダイムを4つに分類した要約がある。 ●オブジェクト指向 --> Ruby, Scala ●プロトタイプ型 --> Io ●制約論理型 --> Prolog ●関数型 --> Scala, Erlang, Clojure, Haskell ※「手続き型」がないのは、この本では C, FORTRAN, COBOL, BASI
定期的にSI業界が終わったという話が出ますが、本当にそうでしょうか。終わるべきは一括発注・請負のディフェンシブなビジネスモデルです。受託はなくなることはありません。ソフトウェアの開発を、他の業界のアナロジーで考えるのではなく、正面から取り組んだビジネスモデルについて語っています。 ディフェンシブな開発 今から5年前に、SI業界における多くの問題の原因がそのビジネスモデルにあるという「ディフェンシブな開発〜SIビジネスの致命的欠陥」という記事を書きました。SIにおけるビジネスモデルは、発注者とベンダーはあらかじめ決めた金額と要件の中で納品と検収を目指すため、利益を出すためには双方がリスクを取らずに「守り」に入る必要があります。その結果、顧客にとって価値を産むかどうかよりも決められた要件通りに作られることを重視することになってしまいます。人月という単位であらかじめ決めるとなれば、単価の安い下請
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