使うてることは使うてるんやけど、市販のウェイパァーとはちょいとちゃうんよね。おじさんクラスの脂肪の塊になると、もはや自分の体でウェイパァーを作り出すことが可能なんよ。まずは真夏日に部屋の雨戸を閉め切り、ストーブを焚き、暖房の設定温度を上限の30℃に設定。灼熱地獄となったその空間でおじさんは衣服を脱ぎ、映画「フリーズ・ミー」の井上晴美のような生まれたまんまの姿となってあぐらをかくんよ。そして脳内でひたすら小学4年生の子供さんたちが夏休みの課題である作文を書くところをイメージする。 夏休み、一体どんな楽しいことがあったんかな? パパさんにカブトムシ捕りに連れてってもらったんかな? 家族で伊豆の温泉にでも行ったんかな? ポケモンスタンプラリーに参加したんかな? 子供さんたちが可憐な手で鉛筆を握り、手のひらの小指サイドを真っ黒にしながら、カリカリカリカリ原稿用紙を埋めていくところを強く強くイメージ