米追加緩和は間接的な為替操作、通貨戦争を誘発＝人民日報 （ロイター） - Yahoo!ニュース１１月８日、人民日報が、米追加緩和は間接的な為替操作とする論説を一面に掲載した。バンコクの銀行で１月撮影（２０１０年 ロイター/Sukree Sukplang） ［北京 ８日 ロイター］ ８日付の人民日報（海外版）は、米国が決定した追加緩和措置について、間接的な為替操作であり、通貨戦争や世界経済の崩壊にもつながりかねない、とする論説を一面に掲載した。 【国際協調で「通貨戦争」回避は可能か】特集 通貨安競争 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は先週、景気支援のため、６０００億ドル規模の国債追加買い入れを発表。中国やドイツなどの反発を招いた。 論説は上海の同済大学の石建勲教授が執筆した。教授は、米国の緩和措置は中国と世界にとって悪影響がある、と主張。「これは本質的にマネーサプライの野放しの拡大であり、間接的な為替操作と同じだ」と述べた。 教授は、ＦＲＢの行動は「世界の通貨切り下げ競争を誘発、『
