その時が間近に迫っている。右膝の負傷で約1年9か月もの間、実戦を離れていたシャルケのDF内田篤人だが、8日のELザルツブルク戦での復帰が濃厚だ。 「長かった。リハビリをしてもどんどん細くなる右足を見ると、これが治るのかなって思っていた」。不安だった心境を明かす内田は6日の練習でフルメニューをこなし、ザルツブルク戦でのメンバー入りを確実なものにした。 この日のメインメニューはピッチを約半分に区切って行う10対10の実戦形式。内田は主力組に入り、右サイドでプレーすると、終始キレのある動きでアシストも決めた。練習の終盤にはマルクス・バインツィール監督から直接声をかけられるシーンもあった。 練習前には用具係から「すね当てを持っているか?」と聞かれていたという。試合に向けた準備だと知り、ザルツブルク戦でのメンバー入りを予感しないわけにはいかなかった。 クラブは6日、公式に指揮官の「彼(内田)