NHK Eテレで2015年から2021年3月にかけて放送された、平日午前中のとある番組が、豪華キャストの起用と、革新的な内容で話題を集めた。 その番組は『昔話法廷』という法廷ドラマシリーズ。誰もが知っている有名な昔話をモチーフに、作中の登場人物の行動を罪に問い、その供述や検察官と弁護人の質疑をもとに裁判員が判決を考えるという内容だ。そして、番組の中で裁判の判決は描かれない。あくまでストーリーは、裁判員の判断材料となる犯行の状況や動機の説明に終始し、「有罪か無罪か」「執行猶予か実刑か」「死刑にするかしないか」は、視聴者自身が考える内容となっている。 この番組を企画立案し、全ての作品の演出を手がけたNHK制作局ディレクター・平井雅仁氏に、出演した豪華俳優や脚本家の起用について話を伺った。(全2回の2回目。前編を読む)
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