ISUCON の季節ですね。 ISUCON では慣習的に各言語で代表的なマイクロフレームワークが使われるのですが、 Python では今のところ Flask がずっと使われています。 Flask は確かに、簡単なサンプルアプリを書くときの見た目はマイクロフレームワークになっています。 しかし、構造的には沢山のフック、シグナルがあったりしていて、重量級の設計になっています。 Flask 本体と Werkzeug を合わせると数万行のサイズです。単なる Hello World アプリでも、数十の関数呼び出しが裏で動いています。 Bottle も、 Flask と同じくマルチスレッド対応で、スレッドローカルを使ったコンテキストスタックがある、拡張機能もあるフレームワークですが、構造は Flask よりも大分質素です。 ソースコードも1ファイル3000行代で、その分フレームワークのオーバーヘッドも