米カリフォルニア州サンフランシスコ(2015年10月9日撮影)。(c)AFP PHOTO / Josh Edelson 【3月8日 AFP】IT企業の一大拠点となっている米カリフォルニア州シリコンバレー(Silicon Valley)周辺で地盤沈下が進んでおり、今後、これまでよりはるかに深刻な洪水に見舞われる恐れがあるとの論文が7日、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に発表された。海面上昇と相まって、洪水リスクは2100年までに倍増するとしている。 米当局の洪水予測やハザードマップは今のところ海面上昇のみを想定して作成されている。 「地盤が沈下し、海面が上昇すれば、そのどちらかが単独で影響する場合よりもずっと内陸まで洪水は到達する」と、論文の主執筆者であるアリゾナ州立大学(Arizona State University)地球・宇宙探査大学院(SESE