マイクロソフトが、重要な案件として取り組んでいるもののひとつに、「相互運用性」がある。 IT分野以外では、なかなか聞き慣れない言葉かもしれない。英語では「インターオペラビリティ(Interoperability)」と表記され、異なる製品、技術とを接続しても、正常に動作させることを指す。 具体的な例としては、WindowsやLinux、UNIXとが混在したシステムでも、シームレスにデータがやりとりできることなどがあげられる。 マイクロソフトは、ここ数年にわたり、相互運用性に対する活動をセキュリティの実現などとともに、トッププライオリティに位置づけており、これを実現するための情報公開とパートナーシップ、標準化活動などを行っている。 ■ マイクロソフトが示す4つの相互運用性 マイクロソフトでは、2005年2月に相互運用性に関する姿勢に関して、正式なコミットを対外的に発表した。さらに、2008年2