Rubyには公式のものだけでも30本のブランチに29,385個のチェンジセットがある(執筆時点)。ブランチの1,000倍程度のチェンジセットがあるということは、実際にはブランチとチェンジセットの関係は偏りがあるから、ともかく長いブランチは超長いということがいえる。ちなみに一番長いのはもちろんtrunkで、この枝の長さは20,992リビジョンだ。次点がruby_1_8で、3,328リビジョンある(執筆時点)。 さてこのくらいの規模になってくると、もはや全容を把握するというのは困難である。特にどのブランチがどのチェンジセットから派生したかという情報は、もちろん個別には取り出すことは可能だが、俯瞰するのが困難になってくる。実際、今回ちょっとしたことでgit rebaseしようとしたらrebase先を間違えてしまい、ものすごく太古の昔からrebaseされてしまいげんなりするという体験をした(俺が本