去年、中国の天文台などで発見された「紫金山(ツーチンシャン)・アトラスすい星」が、太陽に最も近づいたあと地球に接近していて、13日はすい星特有の尾を引く様子が国内各地で観測されました。 国立天文台によりますと、20日ごろにかけては日本でも肉眼で観測できる可能性があります。 「紫金山・アトラスすい星」は日本時間の先月28日に太陽に最も近づき、先月末から今月のはじめにかけて南半球の明け方の空で長い尾を引く様子が観測されました。 13日、地球からおよそ7100万キロの位置まで最接近したということで、国立天文台によりますと、20日ごろにかけては日本でも肉眼で観測できる可能性があります。 日本では夕方の時間帯、日の入り後の西の低い空に姿を見せ、次第に西の地平線へと沈んでいきます。 高気圧に覆われて晴れた13日は、すい星特有の尾を引く様子が国内各地で観測されました。 14日と15日は1.5等星から3等