最近は、「令和時代の漫画家たちはどう生きるか」というテーマで漫画家さんのこれからの生き方について考える機会が増えた。 僕が取締役をやっているナンバーナインという会社でも電子書籍配信代行サービスや漫画家限定確定申告代行サービスなど、「漫画をつくる」以外の領域において漫画家たちの強力な武器になるような事業を展開していることから、自然と漫画家の立場に立って物事を考えることが癖になっているのだと思う。 今回、そんな弊社で新たにECサポート事業を開始する。そこで、漫画家の収益を上げる一つの選択肢となりうる「ECサービス」について考えてみたい。 不安定な漫画家の収益源漫画家の主な収益源と言えば、原稿料と印税だ。 原稿料は、漫画雑誌やアプリ・Web媒体などのメディアで漫画を連載するために媒体者から漫画家に支払われる費用だ。出版社だと一ページあたりいくら、Web媒体だと一話分でいくら、という計算で支払われ
![令和時代の漫画家たちはどう生きるか -原稿料、印税に次ぐ第三の収益源は何か-|タクヤコロク(ナンバーナインCXO)|note](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e73448de8648736cd004eecb91c7eadfcb18e293/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F12109506%2Frectangle_large_type_2_c15420712cb61856643907b86b15a081.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)