子宮頸(けい)がんと乳がんの検診を無料で受けられるクーポン券を受け取ったものの、受診しないまま有効期限が切れた女性が4人に3人に上ることから、厚生労働省は、こうした女性を対象にクーポン券を再発行することを決めました。 年間2700人が死亡する子宮頸がんや、1万人が死亡する乳がんは、早期に発見し治療すれば治る確率が高いことから、厚生労働省は、4年前から市町村に費用の半額を助成して、子宮頸がんについては20歳から40歳の女性に、乳がんについては40歳から60歳の女性に検診を無料で受けられるクーポン券を配りました。 しかし、1年間の有効期限内にクーポン券を使って検診を受けた女性は、子宮頸がんで23%、乳がんで24%にとどまり、4人に3人は、受診しないままになっています。 厚生労働省はこうした女性を対象にクーポン券を再発行することを決めるとともに対象の年代の女性に直接、電話するなどして、定期的な受