神奈川県厚木市にある相模ゴムの試験施設で、薄さ0.01ミリのコンドームをシリンダーにかぶせて説明する同社ヘルスケア製造本部の山中千秋氏(2018年1月25日撮影)。(c)AFP PHOTO / Behrouz MEHRI 【4月15日 AFP】2020年の東京五輪へ向けて、日本のコンドームメーカー各社が準備を本格化させている。世界最薄の製品を世界にアピールするのに五輪大会はまたとない絶好の機会となるからだ。 五輪大会では長年、世界最高のアスリートたちに安全なセックスへの意識を啓発する目的で、出場者に毎回計数十万個のコンドームを無料配布している。コンドームメーカーにとってこの伝統は、最高のマーケティング機会となる。 日本のコンドームメーカー各社が金メダル級のイノベーションと自負する、厚さ0.01ミリ台の極薄コンドームの知名度を上げるうえで、東京大会でのアピールはまたとない大きなチャンスとなる