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2009年2月17日のブックマーク (1件)

  • 2009-02-17

    ーー ハルキのエルサレム賞演説は、それが優れたものであればあるほど、エルサレム賞の権威を高めてしまう。日よりよほど高度な民主主義国家であるとと同時に、文学的文化的にも高度な国であるという事実をいやがおうでも見せつける結果になる。*1 イスラエルが生き残り今日も虐殺を続けることができるのはこのように自国家を公正で正義を愛する国家であるとするイメージ戦略に、欧米(付属日)のインテリがだまされた、だまされたふりをしてきたからである。 ハルキにはエルサレムに行かないという選択肢はなかった。わたしたちの日常生活のなかに悪魔が潜んでいるというのが彼のテーマであり、日の日常とイスラエルの日常を異質と考えることは彼にはできなかったから。そう言われてみればこれは正しい考え方だ。でハルキは彼にできることをした。結果、ガザの暴虐よりエルサレム賞の度量の大きさだけがわたしたちに記憶されることになった。 この

    2009-02-17
    noharra
    noharra 2009/02/17
    なぜならば、村上春樹を媒介することによって、われわれは自覚せざる得なかったからです。いま、まさにここが「エルサレム」だということを。