今、日本発の電動モーターサイクルのプロジェクトが動き始めている。“町工場から世界へ”を合言葉に開発が進められている「zecOO(ゼクー)」がそれ。日本発とは思えないほどのスタイリッシュなデザインに期待を膨らませずにはいられない。 国内はもちろん、海外のどのモーターサイクルにも似ていないスタイリングが魅力的。フレームがヒートシンクを兼ねる構造は特許出願済。市販は試乗会以降に順次行っていく予定。〈zecOO/znug design www.znug.com〉 機能、信頼性に優れていながら、もうひとつ食指が動かされない……という声を耳にすることがあるにつれ、デザインの力というのは非常に重要だと痛感しないだろうか。まさに、多くの日本のマスプロダクツに足りないものは、問答無用に人の心を鷲づかみにするデザインだ。 この「zecOO(ゼクー)」はご覧のとおりのカッコよさ。既存のモーターサイクルを製造販