1945年―本土決戦が叫ばれ、極限状態にあった戦時中。灯火管制が解かれ明るくなった街に、英語が飛び交う戦後。 そんな激動の1945年にも、本や雑誌は出版されていました。一体どんなことが書かれていたのでしょうか。また、その時代を生きた人は、どんなことを書きとめていたのでしょうか。8月15日を境に、その内容はどう変わったのでしょうか。それとも…?? 今回の展示会では、1945年に出版された本や雑誌、そして政治家・軍人が記した日記や書簡を約45点(※)展示します。展示ケースの中に現れる「1945年」を、是非ご覧ください。 ※展示替えを含めると合計で約80点 1.阿南惟幾(あなみこれちか) 日誌 【阿南惟幾関係文書17】 8月15日に自決した、終戦時の陸軍大臣。日々の行動が記された日誌で、8月14日まで記載があります。当館所蔵になってからは、今回が初めての展示です。 ※表紙は全会期を通じて展示。8