前回は、とある学生が純粋な愛国心から知らず知らずのうちに、日本会議/日本青年協議会に近づいてしまい、彼らの学生団体である「全日本学生文化会議」に吸い込まれていく過程を紹介した。 今回は、日本会議/日本青年協議会がどのような活動を学生たちにさせているのか?について、引き続き、早瀬善彦氏の証言をもとに、紹介していこう。 月刊誌「正論」に掲載された広告をきっかけに、靖国神社集団参拝のイベントに参加した早瀬氏は、同志社大学文学部進学後、紹介されたサークルに加入する。 「最初に誘われたのが、5月ぐらい。京都に来る天皇陛下をお迎えに行こうという活動でした」 早瀬氏の入学は2002年4月。宮内庁の記録を見ると確かにこの年の5月、天皇皇后両陛下は京都に行幸啓されておられる。 両陛下の御車列が通る沿道には、日の丸の小旗を持った市民が集まる。あの群衆に加わるのが、早瀬氏の活動デビューだった。 「その時、言われ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く