*5月17日〜6月13日 ■私の戦後民主主義(岩波書店編集部・2016年)岩波書店・1728円 ■18歳からの民主主義(岩波書店編集部・2016年)岩波新書・907円 ■日本会議の研究(菅野完著・2016年)扶桑社新書・864円 民主主義をタイトルに入れた本が立て続けに出版された。一つは「私の戦後民主主義」。赤川次郎さん、柄谷行人さん、久米宏さん、寺島実郎さんなど総勢38人が寄稿している。急逝した津島佑子さんも原稿を寄せている。もう一つは岩波新書の「18歳からの民主主義」。憲法学者の青井未帆さんからジャーナリストの荻上チキさん、101歳の反骨の人、むのたけじさんまで。構成は「民主主義のキホン」から始まって「選挙。ここがポイント!」「立ち上がる民主主義!」とこんせつていねい。主権者教育の副教材になるだろう。オトナが読んでもオススメ。わたしはその両方に寄稿した。 昨年夏の国会前。SEALDsの