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ブックマーク / japan.cnet.com (103)

  • 40.9%がフィルタリングサービス加入の義務化に賛成--総務省調査

    総務省が6月13日付けで公表した「平成19年度電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査」で、有害サイトのフィルタリングの認知度や、未成年者のアクセス制限に対する、成人男女の考え方が明らかになった。 同調査は、電気通信サービス全般に関する利用者の意見や要望を把握・分析し、消費者行政の一層の充実と利用者のニーズを踏まえた電気通信行政の推進を目的に、総務省が実施しているもの。今回の調査では、全国の20歳以上の電気通信サービスに関心のある男女999名を対象に2008年1月17日から2月8日の間にアンケートを郵送し、回収したものがまとめられた。 調査の結果、フィルタリングソフトの認知状況は47.6%が「知っている」、38.2%が「聞いたことがある」と回答。合わせて85.8%がフィルタリングソフトの存在を認知している結果となった。また、子どもにインターネットを利用させる場合のフィルタリング

    40.9%がフィルタリングサービス加入の義務化に賛成--総務省調査
  • 多機能ガジェット「Chumby」国内発売決定--価格は2万円台

    米国で人気の多機能ガジェット「Chumby」が日でも近々発売される。ジークスが代理店となり、発売時期は2〜3カ月以内、価格は2万円台を予定しているという。 Chumbyを開発しているのは米国Chumby Industries。ベッドサイドに置いて目覚まし時計として利用するほか、無線LAN通信でインターネットラジオを聴いたり、YouTubeの動画を見たり、Flickrの写真を表示したりできるなど、非常に多機能な情報端末だ。 さらに、free Chumby Networkというプラットフォーム上で600以上ものウィジェットが無料で公開されているという。まだ日語で利用できるものはないが、主要なものは今後ジークスが開発していく予定だという。

    多機能ガジェット「Chumby」国内発売決定--価格は2万円台
  • 青少年ネット規制法が成立--フィルタリングサービス義務化

    犯罪や自殺に結びつく可能性のあるネット上の有害情報から青少年を保護することを目的とした、いわゆる「有害サイト規制法」が6月11日、参議院会議で可決し、成立した。 同法では、携帯電話事業者やパソコンメーカーに対して、有害情報へのアクセスを遮断する“フィルタリングサービス”を提供することを義務づける。 しかし、日新聞協会やマイクロソフトなどネット事業者5社が「憲法21条が保障する表現の自由を侵す可能性がある」として反対声明を発していることなどに配慮し、「事業者等が行う有害情報の判断」「フィルタリングの基準設定等」に国は干渉しないなど、運用上の留意点に関する5項目にわたる付帯決議も可決した。 マイクロソフトなどとともに規制法案に反対してきた楽天は、法成立を受けてコメントを発表している。同社は、法律の運用によっては、国の関与により表現の自由の侵害に結びつくおそれがあると見ている。 そのため、参

    青少年ネット規制法が成立--フィルタリングサービス義務化
  • 最新版Googleマップアプリ、ドコモ906i全機種に標準搭載

    ドコモの携帯電話の906iシリーズ全機種と706iシリーズの一部機種にモバイルGoogleマップの最新版が標準搭載される。 最新版モバイルGoogleマップは、GPSで現在位置を自動取得できる「My Location」機能が実装された。GPSが搭載されていない機種でも、iエリアを活用して現在地を取得できる。店舗情報などを検索した場合には、現在地の近くの情報が優先的に表示される。 これまではメニューやテンキーから操作を行う必要があったが、最新版ではアプリを立ち上げると、画面中央に薄い青い円で現在位置が示される。現在位置測定の精度によって、この青い円の大きさが変動する。 GPS搭載の端末ではユーザーの移動にあわせて自動的に現在位置が更新される。GPS非搭載の端末では、[0]ボタンを押すと、現在位置が更新される。なお、GPSを使用したくない場合は、[メニュー]→[ヘルプ]→[現在位置]の中から設

    最新版Googleマップアプリ、ドコモ906i全機種に標準搭載
  • 携帯電話の競争は機能からデザインへ--各社の夏モデルをまとめてチェック

    au、ファッションブランドと組んだ限定ケータイグッズ--au mobile fashionに夏モデルの新作 KDDIは2008年夏モデルの発売に合わせ、ファッションブランドとコラボレーションしたグッズの新作を公開した。フィンランドの小型ケースブランド「Golla(ゴーラ)」のものや、バックブランド「PORTER」が「JINENCO」(旧UBIQ)とコラボしたグッズなどがある。 2008/06/04 16:09 おすぎもビックリ、「ポケットの中の映画館」--写真で確認するKDDIの夏モデル KDDIの2008年夏モデルは、携帯電話で映画が見られる「LISMO Video」が大きな売りの一つ。映画評論家のおすぎさんは「まるでポケットの中の映画館ね」と映像の美しさに驚いていた。 2008/06/04 12:31 こだわりの横幅48mm、防水、AQUOSケータイ第5弾--ソフトバンクモバイルの夏モ

    携帯電話の競争は機能からデザインへ--各社の夏モデルをまとめてチェック
  • フェアユースへようこそ:クロサカタツヤの情報通信インサイト

    先週末に開催された知的財産権研究会100回記念シンポジウムにお邪魔してきた。その前の週に開催された著作権法学会周辺から「中山先生がフェアユースに前向きらしい」という話が伝え聞こえていたので、直接お話をうかがえる好機と思っていたのだが、結論としてはこちらの予想を大きく超える急進的な内容だった。 戦う中山先生 「著作権法に未来はあるのか」と題されたシンポジウムの議論の詳細は、有料イベントでもあったし、また主催者からいずれログが出ると思うので、割愛する。ただ冒頭の挨拶の時点で「著作権法は曲がり角にあり、舵取りを間違えると未来はない」と明確に宣言されたところからも、中山先生の気度がうかがえる。もちろんその勢いはシンポジウム全体を通じて衰えることはなく、 インターネットの影響を著作権制度はきちんと受け止めるべき 情報関連のベンチャーが少しでも成功しないと資源に乏しい日の未来は暗い 国産の検索エン

    フェアユースへようこそ:クロサカタツヤの情報通信インサイト
  • 電子書籍、デコメ、着せ替えツール--なぜ今このモバイルコンテンツが伸びているのか

    前回に引き続きモバイルコンテンツの市場動向について紹介していこう。 今回は、電子書籍やデコメールをはじめとした、近年急成長を遂げたジャンルのコンテンツの動向を解説する。 顧客単価が高い電子書籍 近年急成長したジャンルの1つとして挙げられるのが、電子書籍である。モバイル・コンテンツ・フォーラムが2007年7月24日に発表した資料によると、携帯電話向けの電子書籍市場は2006年時点で約69億円に達している。NTTドコモに限って言えば、2007年8月単月で11億円の規模になっているという。今や主要なコンテンツジャンルの1つとなっているといえよう。 伸びの大きさの要因となっているのが、他のジャンルと比べ顧客単価が高いということだ。電子書籍のコンテンツは月額課金で金額に応じたポイントを毎月発行し、利用者はそのポイントを消費して書籍を購入するという形式が一般的だが、さらに都度課金でポイントをプラスでき

    電子書籍、デコメ、着せ替えツール--なぜ今このモバイルコンテンツが伸びているのか
  • ウェブ3.0と黒川紀章:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

    ウェブ3.0とは何か この春ごろから、ウェブ3.0という言葉が急に大まじめに語られるようになってきている。少し前までは「3.0」というのは冗談のタネでしかなかったが、そうではなくなってきたようだ。 たとえばイギリスの新聞ガーディアンは2月に、「ウェブ3.0はパーソナライゼーションとレコメンデーションだ」と評するJemima Kissのコラムを掲載している。またアメリカのブロググループはReadWriteWebは昨年初めに「ウェブ3.0って何だろう定義コンテスト」を開き、その話を題材にして「Web3.0はパーソナライゼーションなのか?」という記事を書いている。日語訳はこちら。 また日でも、技術評論社のWeb Site Expert誌が5月24日発売の最新号で、「Web2.0の次の波」という大がかりな特集を組んでいる。 ではウェブ3.0とはひとことで言えば何なのか。 先ほどのReadWri

    ウェブ3.0と黒川紀章:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
  • インターネット上での情報収集に関する調査--男女で異なる情報収集方法

    Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同調査のもと、インターネット上での情報収集に関する調査を実施した。 今回の調査対象者は16歳〜59歳までの男女500人。性年代別で50人ずつの均等割付けを行った。 ≪調査結果サマリー≫ 約95%のユーザーが、商品購入の前にインターネットで情報収集を行う 具体的な情報収集方法では、「検索サイト」が90%弱で最も多く、次いで「比較サイト」の60%が続く 男女別に見ると、男性は「比較サイト」、女性は「口コミ情報サイト」や「サンプル・トライアル商品」を利用する傾向が強い 全ての情報収集における利用頻度が高まってきており、ネットを使った情報収集がさらに浸透してきている Q1では、商品を購入する前にインターネットを利用して情報収集をしたことがあるかを尋ねた。 その結果、94.4%のユーザーが「利用したことがある」と回答

    インターネット上での情報収集に関する調査--男女で異なる情報収集方法
  • Eee PCの強力なライバル「HP 2133 Mini-Note PC」を写真でチェック

    Eee PCを皮切りに、今年はお手頃価格のミニノートPCが花盛りだ。日ヒューレット・パッカードが21日に発表した「HP 2133 Mini-Note PC」も強力な新製品のひとつ。6万円を切る価格ながらもアルミ×マグネシウム合金の筐体、8.9インチWXGA液晶を搭載するなど、デザイン性も機能面も兼ね備えたPCと言えそうだ。記者会見は、ファッション性をアピールするため、ファッションショー形式で行った。HPによれば、海外ではよくファッションショー形式で行っているが、日での開催はめずらしいという。 Eee PCを皮切りに、今年はお手頃価格のミニノートPCが花盛りだ。日ヒューレット・パッカードが21日に発表した「HP 2133 Mini-Note PC」も強力な新製品のひとつ。6万円を切る価格ながらもアルミ×マグネシウム合金の筐体、8.9インチWXGA液晶を搭載するなど、デザイン性も機能面も

    Eee PCの強力なライバル「HP 2133 Mini-Note PC」を写真でチェック
  • 民主党、青少年インターネット規制法案を公開--今期中の成立目指す

    民主党は5月21日、インターネット上の有害情報から青少年を守るための法案を公開した(PDF資料「子どもが安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案骨子」)。18歳未満が携帯電話を利用する際にフィルタリングサービスを利用することを義務づけるほか、パソコンにフィルタリングソフトをプリインストールするようメーカーに義務づける。今国会での成立を目指すという。 年齢については18歳未満を「子ども」と定義し、子どもがインターネットを使って有害情報を閲覧する機会をできるだけ減らすことを目的とする。民間の自主的な取り組みを中心とし、国や地方公共団体はこれを尊重するべきとした。 有害情報の例については、以下の通りとした。 子どもに対し、著しく性的感情を刺激する情報 子どもに対し、著しく残虐性を助長する情報 子どもに対し、著しく自殺または犯罪を誘発する情報 性または暴力に関する情報であ

    民主党、青少年インターネット規制法案を公開--今期中の成立目指す
  • 英字キーボードで5万円台--日本HP、「HP 2133 Mini-Note PC」を日本でも投入

    ヒューレット・パッカードは5月21日、ミニサイズ フルファンクションPC「HP 2133 Mini-Note PC」を発表した。今年4月に米国で発表され、ASUSTeK ComputerのEee PC対抗として話題になった製品だ。価格は、1.2GHzモデルが5万9850円、1.6GHzモデルが7万9800円。発売は6月上旬を予定している。 「ねじ穴は見えるところには一つもない」というこだわりのフルアルミボディのデザインで、堅牢性やキーボードなどモバイルノートとしての使いやすさにも苦心したというHPの自信作だ。 VIA C7-M ULVプロセッサ(1.6/1.2GHz)を搭載し、8.9インチ(1280×768)の大画面ディスプレイを採用した。Windows Vista Businessモデルは、Windows XPへのダウングレードも可能だ。当初、BTOには対応しない予定。「フルスペック

    英字キーボードで5万円台--日本HP、「HP 2133 Mini-Note PC」を日本でも投入
  • 「ネットワーク帯域は高価で希少」は幻想--ステューピッドネットワーク提唱者が苦言

    「ネットワークの帯域が限られているという前提が、そもそも間違っている。現在ある技術を使えば、帯域が足りないということはない」――論文「The Rise of the Stupid Network(ステューピッドネットワークの台頭)」の著者として知られるDavid Isenberg氏が5月13日、東京都内で講演し、ネットワークの中立性をめぐる議論について自説を展開した。 「The Rise of the Stupid Network」は、Isenberg氏がAT&Tに勤めていた1997年に書いた論文だ。通信会社は電話を使ってさまざまな機能が利用できるようにする「インテリジェントネットワーク」を目指しているが、そうではなく、ネットワークはただデータを送るだけの「ステューピッド(ばか)」な存在となるべきで、機能はすべてネットワークに接続された機器側に盛り込まれればいい、という考えだ。通信会社の中

    「ネットワーク帯域は高価で希少」は幻想--ステューピッドネットワーク提唱者が苦言
  • インターネット規制法案をどう読むか?

    18歳に満たない者に対してインターネット上の情報への自由なアクセスを規制しようという法案が、自民党と民主党から提出されようとしています。 例えば自民党案は、「健全に育成するために、どんな端末からであろうが18歳に満たない人がインターネットを利用した際に、有害な情報を閲覧できないようにすること」を目的としており、実際に有害情報を閲覧できないように防止する措置や努力は、インターネット業界に携わる事業者やサービス利用者などに課せられるとしています。この法律がそのまま施行されると、インターネットに関わる事業者やユーザーは、どのような影響を受けることになるでしょうか。日のインターネット産業の今後の発展も踏まえて、パネリストの皆さんの意見を聞かせてください。

    インターネット規制法案をどう読むか?
  • 日本のインターネット産業に大きな節目?--自民と民主が重要法案を準備:ニュース - CNET Japan

    のインターネット産業の未来を、大きく揺るがす可能性のある極めて重要な法案が、自民党と民主党からそれぞれ今国会に提出されようとしている。話題になっているモバイルフィルタリング問題も内包しており、この法律がそのまま施行されれば、インターネットに関わるすべての事業者、人たちに多大な影響を与えそうだ。 CNET Japanでは、各党が準備を進めている法律案の骨子にあたる資料を入手した。それは、自民党の「青少年の健全な育成のためのインターネット利用による青少年有害情報の閲覧の防止等に関する法律案骨子(案)」(以下、自民党案)と、民主党の「子どもが安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案(骨子たたき台)」(以下、民主党案)の2つだ。 自民党案は、前少子化担当相の高市早苗議員を中心とした党青少年特別委員会がまとめ、3月19日に議員立法案として内閣部会に提出したようだ。また民

    日本のインターネット産業に大きな節目?--自民と民主が重要法案を準備:ニュース - CNET Japan
  • 「経験」が未来の読みを間違わせる:夢幻∞大のドリーミングメディア - CNET Japan

    �@「経験」がユニークなアイデアを妨害する 前項「未来の読み間違い」を書いていて、その間違う理由は「経験」であることに気がついた。たとえば、ソニーが薄型テレビ参入に遅れた理由は、フラットテレビである「ベガ」の成功体験にあるし、東芝がHD DVDに固執したのも、東芝自身の技術経験に基づいている。また、任天堂でもWiiというまったく新しい商品を売り出すにあたっては、おそらく社内の「経験」者たちの反対にあったことは想像に難くない。世界のどこにもない商品を説明することは難しい。日ごろ、ゲーム業界で働いている任天堂でもそうであろう。 宮 ゲーム産業を例えると「大きな村」なんです。しかも、その村の中心、ゲーム産業のいちばん元気があるところにいたら、外の世界がなかなか見えなくなってしまう。中心にいたらチヤホヤされたりするし、すぐ周りには熱狂的な人もいるし。でも、数年前から任天堂が「中心から少し外れまし

  • 似ているようで大きく異なる2つの世界--モバイルサイトとPCサイトの違いを知る

    ウェブサイトの構築というと、一般的にはPCサイト構築を目的として書かれたものが多いが、モバイルサイトを構築する際には、PCサイトでできることが全てできる訳ではないので注意が必要である。 近年携帯電話の高機能化、高速化により、携帯電話の性能がPCの性能に近づいてきた。しかし、両者の間では、まだまだ解消しなければならない違いが数多く存在する。一口にウェブサイトと言っても、モバイルサイトとPCサイトでは、全く別ものとして考えたほうが現実に即していると言える。そこで今回は、PCサイトと違うモバイルサイトならではの特徴を機能面や利用面から紹介する。 キャリア、メーカーによって異なる世界 モバイルサイトを構築する上でまず頭に入れておかなければならいのは、PCインターネットと違い、モバイルインターネットでは携帯電話会社(キャリア)によって、その世界が違うということである。ではその携帯電話会社による違いと

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  • ひろゆき氏が考える、ニコニコ動画と日本の目指すべき方向性とは

    ねこ鍋、初音ミク、THE IDOLM@STER――2007年にネット業界で大きく話題になったこれらは、いずれもニワンゴが運営する動画コミュニケーションサービス「ニコニコ動画」で人気に火がついたコンテンツだ。 ニコニコ動画は、ユーザーが動画を投稿し、その再生画面上に別のユーザーがコメントを書き込んでいくことで、ユーザー間で盛り上がれるサービスだ。2006年12月に試験サービスを、2007年1月にサービスを開始。当初はYouTubeなど外部サイトの動画にコメントを付けられるサービスとして開始したものの、アクセス数が伸びすぎてYouTubeから接続を遮断される事態に。その後、動画投稿サービス「SMILEVIDEO」を2007年3月に自社で開始し、1年後の2008年3月には会員数が560万人に達した。年内には1000万人規模にまで拡大する計画だ。 CNET Japanではニワンゴの取締役管理人で

    ひろゆき氏が考える、ニコニコ動画と日本の目指すべき方向性とは
  • 「ジョジョ」のスタンドも現実に?--AR(現実拡張)技術の最新事情

    オンラインゲームとコミュニティサービスのカンファレンス「OGC 2008」が3月14日、東京・千代田区のベルサール神田で開催。GLOCOM仮想世界研究会に所属する山口浩氏と鈴木健氏が、人気アニメ「電脳コイル」を題材に、最新技術オーギュメント・リアリティ(AR)についての講演を行った。 物語が現実に与える影響 2007年にNHK教育テレビで放送された、磯光雄氏原作による人気アニメーション「電脳コイル」。この作品の世界では、「電脳メガネ」と呼ばれるメガネ型のコンピュータが普及し、街中に溢れるバーチャルな情報が現実世界に重ねて表示される。まさに現代の最新技術であるオーギュメント・リアリティが高度に実現した世界が描かれているが、両氏はこれを夢物語ではないと指摘する。 「物語は現実の世界に影響を与えることがある」とし、「1921年に発表されたチェコの作家カレル・チャペックによる戯曲「ロッサム万能ロボ

    「ジョジョ」のスタンドも現実に?--AR(現実拡張)技術の最新事情
  • ゲームはユーザー自身が生み出す時代に--「生産消費者」の波が到来

    オンラインゲームとコミュニティサービスのカンファレンス「OGC 2008」が3月14日、東京・千代田区のベルサール神田で開催。国際ゲーム開発者協会日(IGDA日)代表の新清士氏が「オンラインゲームとニコニコ動画の間」と題した講演を行い、近年のエンターテイメント市場における生産消費活動について語った。 高度な生産手段をユーザーが享受する「生産消費者」の時代 まず新氏は、「3〜4年前にはニコニコ動画のようなサイトが登場することは予想もつかなかったし、10年後に残っているかも分からない。今日のイノベーションは正確に読み切れるものではないので、マクロな視点でとらえたい」とした。同氏はエリック・フォン・ヒッペル著「民主化するイノベーションの時代」を例に挙げながら、ゲーム市場に生産消費者(プロシューマー)の時代が来ていると話す。 「Forza Motorsport 2」のゲーム画面。車体をユーザー

    ゲームはユーザー自身が生み出す時代に--「生産消費者」の波が到来