浮世絵師・葛飾北斎の描いた富士山といえば、「赤富士」こと「凱風快晴(がいふうかいせい)」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。では、北斎の代表作「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」には、この「赤富士」に一見よく似た「黒富士」と呼ばれる作品が存在することをご存知ですか? 本記事では、この北斎の双子のような富士山、「赤富士」と「黒富士」を徹底解説いたします! 「赤富士」と「黒富士」 おそらく日本で一番有名な富士山の絵。 葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」*アダチ版復刻浮世絵(画像提供:アダチ伝統木版画技術保存財団) 皆さんご存知の「赤富士」こと「凱風快晴」。葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」シリーズの一図で、「凱風(=南風)」の吹く晩夏の風景を描いた作品と言われています。山肌を赤く染めた富士山は大変印象的で、浮世絵の富士山といえばこの図といえるほど、多くの人に親しまれている作品です
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