割と最近読み終わった小説。 辻村七子著『宝石商リチャード氏の謎鑑定』です(*^^*) 初めて読む作者さんだったのですが、宝石に纏わるジュエルミステリーというのと、印象的な表紙イラストに惹かれて、お買い上げ♪♪ とても面白かったですよ。 主人公の大学生・中田正義(「まさよし」ではなく「せいぎ」と読みます。彼の名前もまた、物語に関わってくるのですよね)、深夜、酔っ払い達に絡まれて困っている美しい外国人を助けます。 「正義(せいぎ)」という名前の通り、困っている人を見ると、助けずにはおけない性分なのですね。 その助けた外国人は、リチャード・ラナシンハ・ドヴルピアンというスリランカ系英国人。 絶世の美貌を持つ男性で、職業は宝石商とのこと。 折しも、祖母の形見であるピンクサファイアの指輪について思う所のあった正義は、リチャードに、その宝石の鑑定を頼むのでした。 そして、その指輪に纏わる、祖母の哀しい
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