ブックマーク / natalie.mu (10)

  • 女性言葉と字幕翻訳の現在──洋画の最前線で働く現役翻訳者が対談

    「あら、あたしが変なの、かしら?」──これは単語・文体・発音などに表れる女性特有の言い回し「女性言葉」「女性語」「女ことば」と呼ばれるものの典型例。今や日常会話ではほとんど使われなくなったが、小説映画における女性のセリフ、映画・ドラマの日語字幕などで多用されてきた歴史がある。特に外国人女性の発言を女性言葉に翻訳する傾向は強く、時代、人種、国籍、年齢の違いを問わず、女性の発言は「女らしさ」「丁寧さ」「あいまいさ」などを強調する女性言葉に翻訳されてきた。 しかし近年、字幕翻訳の世界では「女性のキャラクターだから」という単純な理由でむやみに女性言葉が使われることは減ってきているという。映画ナタリーでは現役で活躍する字幕翻訳者の2人、字幕の大半に女性言葉がないとして話題になった「ブラックパンサー」のチオキ真理と「キャプテン・マーベル」「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」を手がけた高

    女性言葉と字幕翻訳の現在──洋画の最前線で働く現役翻訳者が対談
    noktmt
    noktmt 2021/12/29
  • SuchmosのベーシストHSUこと小杉隼太が永眠

    2019年春に体調不良のためライブを延期し、6月には腫瘍の摘出手術を行ったHSU。Suchmosは前身バンドから活動をともにしている彼の体調を考慮しながら活動を続け、同年9月には目標に掲げていた神奈川・横浜スタジアムでの単独公演を大成功に収めた。今年2月にSuchmosは“修行”を理由に一時活動休止を発表。以降、バンドとしての動きはなかったが、HSUはさまざまなアーティストをベーシストとしてサポートしたり、自身のプロジェクトを立ち上げ楽曲の制作を行ったりと、真摯に音楽と向き合い活動を続けてきた。 バンドのオフィシャルサイトに発表されたコメントには「突然の悲報に接し、メンバー、スタッフ共に、未だ現実を受け止めきれない状況で、戸惑い悲しんでおります」「HSUの冥福を心より祈ると共に、生前HSUに多大なるご厚情と応援をいただいた皆様に、心より感謝申し上げます」とメンバーやスタッフの悲痛な思いとフ

    SuchmosのベーシストHSUこと小杉隼太が永眠
    noktmt
    noktmt 2021/10/16
  • サカナクション、Chara、フジファブリック、女王蜂、米津玄師らを手がける土岐彩香の仕事術(前編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第9回

    誰よりもアーティストの近くでサウンドと向き合い、アーティストの表現したいことを理解し、それを実現しているエンジニア。そんな音のプロフェッショナルに同業者の中村公輔が話を聞くこの連載。今回は、これまで実に多くのバンドがレコーディングを行っている青葉台スタジオでキャリアをスタートさせフリーに転身した土岐彩香に登場してもらった。前編ではCharaとサカナクションのレコーディング話を中心にお届けする。 取材・文 / 中村公輔 撮影 / 大槻志穂 構成 / 丸澤嘉明 好きな曲を好きなように聴けたら最高──土岐さんがエンジニアになったきっかけを教えてください。 高校生の頃にバンドを組んでギターとコーラスをやっていたんですけど、自分で演奏するよりも没頭して音楽を聴くほうが好きだったんですね。父親がちょっと大きめのコンポを持っていて、6バンドくらいの簡易イコライザーが付いていたんですよ。それで、「この曲は

    サカナクション、Chara、フジファブリック、女王蜂、米津玄師らを手がける土岐彩香の仕事術(前編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第9回
  • 米津玄師「海の幽霊」インタビュー|巡る命の環、見えなくてもそこにあるもの - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    子供の頃に抱いた未知なものに対する恐怖と憧れ ──米津さんは10代の頃に「海獣の子供」の原作マンガを読んでいたんですよね。当時はこのマンガに対してどういう印象がありましたか。 最初に読んだのは18歳ぐらいだったと思います。自分は徳島の片田舎で育ったから、出会える娯楽に限りがあったんですよ。だから、18歳になって大阪に出て、それまで知らなかったいろんなものを吸収していったんですよね。そのうちの1つに「海獣の子供」があった。初めて読んだときは、こんなにすごい、こんなに偉大なマンガ家がいたんだと思いました。超常的な出来事が繰り広げられるマンガではあるんですけど、そこにはすごく説得力がある。このマンガにおける海くんとか空くんみたいな存在がどこかにいるんじゃないかと思わせるほどのリアリティがあって、未知なものに対する恐怖とか憧れとか、そういうものが詰まっていました。当にこの作品からはとても影響を受

    米津玄師「海の幽霊」インタビュー|巡る命の環、見えなくてもそこにあるもの - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
  • 18歳の若さでこの世を去った天才アーティスト、imoutoidが遺したもの

    かつてimoutoidという若きサウンドクリエイターがいた。中学生の頃からコンピュータでトラック制作を始め、自作の音源をインターネット上に公開するようになった彼は、その才気みなぎるハイクオリティなサウンドが注目され、若くして音楽ファンやネットユーザーたちから“天才”と呼ばれ絶大な支持を得るように。当時メジャーレーベルなどからも多数の音源制作やライブ出演を依頼されていたとのことだが、将来に大きな期待が寄せられている中で、彼は2009年4月に心不全により天国へと旅立った。まだ18歳だった。 文 / imdkm imoutoidが生きた時代京都に住んでいた頃、imoutoidとは何度か会った。一緒にイベントもやった。名前は「セプテンバー9月」。出演は私、imoutoid、tofubeats、tomad。しかしなんてナンセンスなイベント名だろう、これも彼が発したひと言が命名のきっかけだった。 こう

    18歳の若さでこの世を去った天才アーティスト、imoutoidが遺したもの
  • ヤスタカ × kz × tofubeats × banvox「YYY」2016年始動

    ヤスタカ × kz × tofubeats × banvox「YYY」2016年始動 2015年9月18日 21:00 1863 113 音楽ナタリー編集部 × 1863 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 878 1140 281 シェア

    ヤスタカ × kz × tofubeats × banvox「YYY」2016年始動
    noktmt
    noktmt 2015/09/19
  • 男が好きな女子マンガBest20、連載中1位はあの部活もの

    明日4月19日に発売されるエンタミクス6月号(エンターブレイン)では、「男子がハマった女子漫画ランキング」と題し、男性が選ぶ女性向け作品のランキングが発表されている。 「男子がハマった女子漫画ランキング」では全国3000店の男性書店員による投票をもとに、連載中の作品と完結作品の2部門に分けてベスト20を選出。連載中作品の部門では、末次由紀「ちはやふる」が第1位に輝いた。また2位には美内すずえ「ガラスの仮面」、3位には河原和音原作によるアルコ「俺物語!!」がランクインしている。 一方完結作品の第1位は、羅川真里茂「赤ちゃんと僕」。2位と3位には佐々木倫子「動物のお医者さん」、羽海野チカ「ハチミツとクローバー」が続いた。記事末に連載中作品の上位10作、完結作品の上位5作までのリストを掲載しているが、それ以降のランキングは誌面で確認しよう。 また特集内には1位に輝いた末次、羅川のインタビューも掲

    男が好きな女子マンガBest20、連載中1位はあの部活もの
    noktmt
    noktmt 2014/04/19
  • 「フリー・ソウル・キリンジ」に堀込兄弟時代の名作31曲

    × 485 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 129 146 151 シェア 1960~70年代ソウルから現代のポップスまでさまざまなテーマで名曲をコンパイルしている橋徹(SUBURBIA)監修の企画作品シリーズ「Free Soul」。今回リリースされる「フリー・ソウル・キリンジ」には、キリンジが1998~2013年に発表した楽曲の中から31曲が収められる。アルバムには「エイリアンズ」「Drifter」といった彼らの代表曲だけでなく、シングルリリースのみのナンバーなど隠れた傑作も幅広く選曲。堀込高樹の「冬来たりなば」、堀込泰行のソロプロジェクト・馬の骨の「燃え殻」といったそれぞれのソロナンバーも収録され、アルバムは「Free Soul」シリーズならではのこだわりが感じられる内容となっている。 今作のジャケットに描かれたイラス

    「フリー・ソウル・キリンジ」に堀込兄弟時代の名作31曲
  • Cornelius「デザインあ」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    Corneliusの新作「デザインあ」は、NHK Eテレの教育番組「デザインあ」のために制作された楽曲を収めたサウンドトラックアルバム。CDにはChocolat、嶺川貴子、大野由美子(buffalo daughter)、salyu×salyu、やくしまるえつこがボーカルで参加した楽曲を含む計25曲が収録されている。斬新な音楽的手法によって、子供たちに「デザイン的思考」をわかりやすく伝える1枚だ。 ナタリーではこのアルバムの完成を記念して、小山田圭吾にインタビューを実施。そのアイデアの源について話を訊いた。 取材・文 / 江森丈晃 撮影 / 五十嵐絢也 ──(最近あまり見ない気合いの入った特殊仕様ジャケットを開封して)この、ボヨヨヨーンってなるのがいいですね。 厚紙の反作用でポップアップする。びっくり箱みたいで子供は喜ぶかもね。これは、さんかく、しかく、(コンパクトディスクの)まるっていうカ

  • 16名のプライベートスタジオ訪問&作曲術インタビュー本

    国内外で活躍するさまざまなアーティストたちの制作部屋を訪問したインタビュー「プライベート・スタジオ作曲術 音楽が生まれる場所を訪ねて」が8月26日に発売される。 これは、職人的プロデューサーから新進気鋭のアーティストまで国内外16名のプライベートスタジオをフルカラーで紹介し、そこでどのようにして曲が誕生するのかをインタビューするという書籍。日常から生まれる曲作りのひらめき、コツなどについて、それぞれが包み隠さずに語っている。 それぞれの音楽性やこだわりが反映された制作部屋の数々は、そのアーティストのファンならずとも興味深いものとなっている。宅録ブームに乗って自分も何か始めようと思っている人や、機材を買ったものの曲作りのモチベーションが上がらない人にとって、刺激を与えてくれる1冊となりそうだ。 なお特設サイトでは現在、写真から誰のプライベートスタジオなのかを当てるクイズを実施中。見事当てた

    16名のプライベートスタジオ訪問&作曲術インタビュー本
  • 1