米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星「SDO(Solar Dynamics Observatory)」が撮影したM3.2の太陽フレア(2012年1月19日撮影)。(c)AFP/NASA/SDO 【1月24日 AFP】米海洋大気局(NOAA)宇宙天気予報センターは23日、このほど発生した太陽フレアにより2005年以降で最大の太陽放射が発生しており、極地域の衛星通信に支障をきたす可能性があると発表した。 この太陽フレアは22日夜に太陽の中心付近で発生した。フレア自体は中規模だったものの、時速640万キロという超高速のコロナ質量放出(CME)をもたらした。 太陽プロトンは既に地球への衝突を始めており、衝突は25日いっぱい続くと見られる。 今回の太陽放射は2005年以降では最大規模だが、5段階評価では低い方から3番目のS3(強い)に過ぎないという。S3は、「衛星に搭載されたコンピューターを再起動