Broadcomが米国チップメーカーのQualcommに対し、1300億ドルでの買収を提案した。 米国のワイヤレスおよびブロードバンド大手Broadcomは米国時間11月6日、1株あたり70ドルを現金と株式で支払うつもりだとした。 同社は投資家向けの声明で、この提案では1株あたり60ドルを現金で、10ドルをBroadcomの株式でQualcommの株主に支払うことになると述べた。 買収のうわさが株価に影響を与えた日の前日に当たる11月2日のQualcomm普通株の終値は54.84ドルで、提示された買収金額は、それに28%上乗せされた金額となっている。 Qualcommは、NXP Semiconductorsを470億ドルで買収する手続きを進めている最中だが、それもBroadcomによる買収提案の妨げにはなっていない。 「提案する買収金額は、250億ドルの純負債を含めて約1300億ドルと試算