新型コロナウイルス感染拡大を受け、奥羽大(福島県郡山市)の歯学部の男性教授が今月、県外に出た学生について「退学処分となります」などとメールを送っていたことが判明した。同大は今月から授業が始まり、東京など緊急事態宣言の出た地域などへの往来を控えるよう求めているが、同大は「感染予防を注意するあまり(退学という)行きすぎた表現になってしまったようだ」と説明。ホームページ上で謝罪した。 教授は学生に宛てたメールで「(緊急事態宣言の期限の)5月6日までは福島県外へ出ないようにしてください。緊急事態宣言実施地区以外でも順守してください。発覚した場合は退学処分となります。同様に、県外から親族・友人が来ることも控えてください」などと書いていた。これに対し、同大は「退学処分は、大学の方針ではない」と否定している。
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