序 「学問」について (1)「学問」の意義 (2)「科学」と「技術」-歴史的背景- 「科学」と「技術」 「技術」の淵源 「科学」の淵源 「科学」の成立 「科学」の専門分化と日本における「科学」の受容 「科学」の変容-「好奇心駆動型の科学」と「使命達成型の科学」- 第1 人文学の現状と課題 (1)輸入学問という性格 (2)研究の細分化 (3)人文学の衰退 (4)「哲史文」という枠組み (5)人文学への期待 第2 人文学の機能 (1)総論 定義 教養教育、社会的貢献、理論的統合 「ヒューマニティー」との関係、社会との関係、国際社会との関係 「価値合理性」の判断 「人間」の学 (2)理論的統合(諸学の基礎) 「メタ知識」の学 諸学の基礎としての哲学 「価値合理性」の判断 「人間」の学としての文学 自然科学と人文学 (3)教養教育 「教養」の意義 共通規範としての教養:古典 「価値」間の評価 教養