夏の間にすっかり世話になった須磨海岸も海水浴シーズンが過ぎれば人の出入りは少なくなり、代わりにと言ってはなんだが捨てられたり流れてきたりしたゴミや枯れ木が目立つようになった。昔の自分なら「だからどうしたの?」という風で、こういう場所に散らばるゴミもまた景観に味を添えてよし、なんて事を言っていたかもしれない。しかし今は、子供を遊ばせる時にゴミがあると危なくて困るな…出来るだけ危険なゴミはなくなってほしい…なんて思っているのだから、我ながら身勝手なものだ。 道端に置かれた飲み残しの缶や煙草の吸い殻、以前にはたいして気にもとめなかったものが、小さな子供を歩かせるにあたってはすべてが危険な障害物になってしまう。そんな中で日曜日にこの場所でゴミ拾いイベント(須磨海岸クリーンアップ作戦)が行われる事を知ってしまっては「そうですか。皆さんがんばってくださいね」と他人事のように見過ごすわけにもいかず、海岸