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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (4)

  • 「良い食品、悪い食品」という単純化は勧められない

    人に「オリーブオイルをべろ」は意味がない 松永:諸外国の文献を基に「悪い品」「良い品」をバチッと分けて、悪い品を良い品に置き換えたら健康になれる、という説明をする書籍がベストセラーになりました。エビデンスに基づく、というのが売りで、「オリーブオイルは○、玄米は○、加工肉は×」というような分け方をしています。 でも、先生のご著書では「この品は良い、悪い」という二分法はされていません。どうも世間では、エビデンスという言葉がマジックワードになっている気がするのです。エビデンスと言われただけで信じ込んでしまう、というような。残念ながら、栄養学の知識に乏しい知識人が「オリーブオイルがいい。エビデンスがある」などとSNSに書き込むような現象が起きています。 佐々木:では、オリーブオイルについて考えてみましょう。たしかに、アメリカでは「オリーブオイルがよい」と言われていますが、あれは日

    「良い食品、悪い食品」という単純化は勧められない
  • 日韓対立煽動に利用された『強制連行の神話』(前編)

    「軍艦島」への関心が高まっている。きっかけになったのは、この夏に韓国で公開予定の映画『軍艦島』である。映画『軍艦島』は日統治期に長崎県端島(通称:軍艦島。以下軍艦島とする)に強制連行され、炭鉱労働を強要された、それはもう奴隷のように酷使されたという朝鮮人たちを描いた物語である。韓国人が日の炭鉱労働について持っているイメージといえば、強制連行、飢え、重労働、殴打……など、正に「地獄」のような世界だ。日側は当時の記録、元軍艦島の住民の証言をもって「地獄」を否定するが、その声は一般の韓国人の耳には届かず、韓国には「軍艦島=地獄」という認識が定着している。 朝鮮人強制連行悲劇のシンボルになった「落書き」 下に示す動画を見て欲しい。韓国の公営教育放送EBSが2014年12月18日に放送した教養番組「e歴史チャンネル」の1分10秒の部分に登場する場面。番組の導入部分として登場したこの画面で右下に

    日韓対立煽動に利用された『強制連行の神話』(前編)
  • 「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相

    12月22日から24日にかけて大雪に見舞われた新千歳空港では航空便の欠航が相次ぎ、一時、1万6,000人もの人々が空港に足止めされた。空港ターミナル内で寝る場所や料が十分にない中で3日間にわたって空港ビル内で滞在を余儀なくされた人も多く、空港は大混乱になった。 この空港の大混乱で最も注目されたのが、中国人が飛行機が飛ばないことに抗議して警察が出動する大騒動になった、というニュースだ。しかしこの情報、事実の前後関係や現場の状況など詳しい情報がないままYoutubeに投稿された画像が独り歩きし、「すわ!中国人が!」とばかりに、多くの日人の耳目を集めた何とも奇妙なニュースの拡散の仕方だった。中国でもこの話題は大きく取り上げられたが、日での報道ぶりに対して中国側は、事実を極端に捻じ曲げて大げさに伝えていると抗議。なぜ騒動が起こったか具体的な理由が明らかにならないまま、この一件は後味の悪さしか

    「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相
  • 物価高騰で貧困に陥る移住高齢者

    タイの物価高騰がじわりじわりと市民生活を脅かしている。昨年、タイの経済成長は2.9%と見込みよりも低迷し、消費も潤わなかった。政府は、今もあの手この手と景気刺激策を打ち出しているものの、いまだ明るい兆しは見えず、暗雲立ちこめるなかで2016年が幕開けした。 “タイはもはや物価が安い国ではない” 市民生活に直接打撃を与える物価の高騰は、この国の最も大きな課題。特にバンコクに住んでいれば、その傾向は強い。 「タイは物価が安いから生活しやすい」 数年前はその通りだったかもしれないが、現在では、正直そこまで感じることはない。 ことの始まりは、インラック政権が実施した2012年の最低賃金引き上げ。当時、“バラマキ政策”と揶揄された「1日最低300バーツ」(約1000円)という施策は、市民の生活向上に一役買ったものの、人件費の高騰は、徐々に物価高騰に影を落としていくことになる。 特に日人においては、

    物価高騰で貧困に陥る移住高齢者
    nonsect
    nonsect 2016/01/31
    住居は別として、現地の人と同じような食事してたらまだまだ安い思うけどなぁ。髙い言うてる人はバンコク住んで日本料理食べてるんやから東京に住んで毎日フランス料理屋行くようなもんやろ。
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