グーグルの検索結果で、検索クエリに対してダイレクトに回答を表示する「強調スニペット(Features Snippet)」。これは、どんな検索でどのように表示されるのか。どんなタイプの表示があり、強調スニペットとして表示されるのに適した文字数や内容にどんなものがあるのか。調査結果をもとに解説する。 強調スニペットについて知っておくべきこと僕が始めたエージェンシーGhergich & Co.は先ごろ、SEMrushと共同で、強調スニペットに関する徹底的な調査を実施した。SEMrushは寛大にも、同社のデータベースから140万件の強調スニペットを整理して共有し、僕たちが分析できるようにしてくれた。 本調査の特徴この調査では、ランダムなキーワードのセットではなく、30の質問、前置詞、比較を示す検索フレーズに重点を置いた。 ちなみに、僕も含め多くのSEO担当者は、「who(誰)」「what(何)」「
グーグルは、不正確だったり攻撃的だったりヘイトを含んでいたりするコンテンツが検索結果に表示されないように取り組んできている。グーグルに15年務めているエンジニアがそのようにコメントし、さらに最新版の検索品質評価ガイドラインにもそうした情報が追加されている。 グーグルは、次のようなコンテンツを「低品質」として扱うようにアルゴリズム改善を進めているということだ。 攻撃的なコンテンツ怒りを引き起こすコンテンツ不正確なコンテンツ憎悪に満ちているコンテンツ実際に、最新の検索品質評価ガイドライン(2017年3月14日版)では、そうしたチェックに関する記載が追加されている。 念のために補足しておくと、「検索品質評価ガイドライン」は、グーグルの検索結果が想定どおりになっているかをチェックする人間の評価者のためのマニュアルだ。本来ならば、グーグルに委託された品質評価者だけに与えられるのだが、2015年12月
Webサイトへの流入増加に欠かせないSEOを考える担当者にとって、昨年11月にGoogleが発表した「モバイルファーストインデックス(MFI)」は、SEOを根本から見直さなければならないほどの大きなトピックなのではないだろうか。 この記事では前半で、モバイルファーストインデックス導入後、GoogleはWebサイトをどう評価するのか、SEOはどう変わって、どこが変わらないのかを説明する。さらに後半では、Googleが推進しているユーザー体験最適化(SXO)について、UX視点によるコンテンツプランニングを解説する。 ユーザーの変化に合わせて、Googleも変わるモバイルファーストインデックス導入でSEOはどう変わるのかいつまでに対応するべきなの?構造化データマークアップはどうすればいいの?モバイル版は一部のコンテンツを非表示にしているが影響はあるの?コンテンツの続きを読むためにアプリのインスト
[レベル: 中級] 日本の Yahoo! が AMP をサポートすることになりました。 Yahoo! 検索の AMP 対応を発表 Google は、AMP をテーマにした AMP Conf 2017 を3月7〜8日に米ニュヨークで主催しています。 1日目の基調講演で、David Besbris (デイビッド・ベスブリス)氏が、日本の Yahoo! 検索が AMP に対応することを明らかにしました。 ヤフージャパンがAMP を対応することが発表されました!#ampconf pic.twitter.com/QPt4h56SqV — Duncan Wright (@dunc_Can) 2017年3月7日 同時に、AMP Project の公式ブログでもアナウンスが出ています。 ……Yahoo! Japan which said it will connect to AMP pages from
[レベル: 初・中・上級] 特にモバイル向けサイトでは、ユーザー体験改善のための最優先事項として”スピードアップ”が挙げられます。 現状のモバイルサイトがいかに遅く、遅い表示速度がどのくらい悪い影響をユーザー体験に与えているかを調査した結果を Google が公表しました。 「完全に表示されるまでに3秒以上かかると、53%のユーザーはページを離れる」「表示速度が1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇」など興味深いデータが出ています。 モバイルページは遅い、遅いとユーザーは立ち去る 新しい調査による次のような結果に Google はまず言及しています。 モバイル向けのランディングページが完全に表示されるまでにかかる時間は22秒 完全に表示されるまでに3秒以上かかると、53%のユーザーはページを離れる 全般的に、とにかくモバイルページは遅いということが明らかです。 にもかかわらず、モバイ
「この検索語句で検索する(した)人はどんなことを思って検索したんだろう?」 検索連動型広告の運用者は常にこんなことを考えています。検索連動型広告はユーザーの検索結果画面に広告が表示されます。そのため、 ユーザーが何を思って検索しているのか、検索の意図やニーズを把握することはとても大事です。 これは極端な例ですが、「お中元」と検索する人は何を贈ろうかと考えている人だけではなく、お中元の起源であったり、時期だったり、マナーについて調べている人も多く含まれます。それらを加味すれば、「お中元」というキーワードを完全一致で高額入札してしまったとしたら大損害になりかねませんよね。そこで今回は検索語句からユーザーが何を思っているか、どんな意図で検索しているか把握する方法を紹介します。本記事は以下の検索語句を例にしてユーザーニーズは何なのか?を汲み取っていきたいと思います。 自然検索上位ページから読み取る
[レベル: 初・中・上級] モバイル向けページとPC向けページにそれぞれ異なるデザインやレイアウトを適用することはごく一般的です。 コンテンツすら違えているサイトもあることでしょう。 モバイル ファースト インデックスの導入に際し、モバイル向けページとPC向けページの差異はどのようであるべきだとGoogleは考えているのでしょうか? GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏の見解を聞いてみましょう。 メインコンテンツとナビゲーション/リンク構造の2つが重要 ミューラー氏はまず、Googleが重要視する2つの要素を説明します。 大部分において、私たちはメインコンテンツに焦点を当てる。メインコンテンツを利用することがユーザーがそのページに訪問する理由だからだ。 メインコンテンツの大半はテキストコンテンツだったり、ページのマークアップだったり、メインセクションにあるような目
検索トラフィックを増やすには、title、meta description、h1をどうするのが良いのだろうか――この疑問に対する調査結果を、昔からSEOに積極的に取り組んでいる米Etsyが発表した。 Etsy(エッツィ)は、自分が作ったハンドメイド品を販売できる世界最大規模のマーケットプレイスだ。1年ほど前から日本でも本格的に事業展開している。 エッツィはつい最近、次の3つの要素が検索トラフィックにどのように影響するかを検証した結果を共有した。 titleタグmeta descriptionタグh1タグそれぞれの結果と、結果に対する考察を次に示す。 ただし、大前提として、SEOで最も大切なのはユーザーの検索ニーズに応えるコンテンツであることは忘れてはいけない。そうしたコンテンツを作ったうえで、さらに検討するための情報としてとらえてほしい。 短いtitleタグのほうが、検索トラフィックが多か
[レベル: 初・中級] 「他の人はこちらも検索」という関連ワード検索の機能をGoogleはモバイル検索に導入しました。 今までの関連ワード機能にはなかった新しい特徴が「他の人はこちらも検索」には3つあります。 【UPDATE】 もう1つ大きな特徴があったので追加しました。 検索結果に戻ってきたときに表示 カルーセル形式 アクセスした結果の下に表示 ページによって異なる関連ワードを提示 4つの特徴を持つ「他の人はこちらも検索」 こちらは通常のモバイル検索結果です。 1位表示のNHKのサイトをタップして訪問し、検索結果に再び戻ってきます。 そうすると、すぐ下に「他の人はこちらも検索」が出現します。 カルーセル形式になっていて、横にフリックするとスライドして検索ワードがさらに出てきます。 「他の人はこちらも検索」のもう1つの特徴は、訪問したページの結果の下に出現する点です。 こちらのスクリーンシ
[レベル: 上級] Googleウェブマスター向け公式ブログで、GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏が、Crawl Budget(クロール バジェット)について詳細に解説しました。 要点を絞って、この記事でまとめます。 完全な翻訳は、日本語版ブログで公開されるのを待ちましょう。 クロール レート リミット(クロール率上限) サイトを訪問するユーザーの体験を損ねないように、ページを取得する頻度の最大値・上限を特定のサイトに対して設定している。この最大値設定を、Googleでは”crawl rate limit”(クロール レート リミット、クロール率上限)と呼んでいる。 crawl rate limitは、簡単に言えば、Googlebotがサイトに同時に接続する数であり、次のページ取得までの待機時間も意味する。 crawl rate limitは、次のような要因で
ウェブの技術は猛烈な勢いで発展し、急速に普及しつつある。また、コンテンツはあらゆるタイプの企業やエージェンシーが参入する分野となり、誰もがその分け前を求めて競い合っている。 そのようななか、テクニカルSEOは今までにないほど複雑になり、その重要性が増している。しかし、SEOに関する議論では、進化を続けるテクニカルな要素の話は避けられ、コンテンツマーケティングがテーマになることがほとんどだ。しかし、じきにSEOの分野でテクニカルな要素がふたたび第一線に立つときが来るだろう。そのときに備えて準備をしておくことが必要だ。 とは言うものの、「現在のSEOはテクニカルではない」と述べているソートリーダーも多い。こうした発言は、新しいテクノロジの背後で次々と生まれている機会や問題を誤って伝えるものだ。また、マーケティング分野としてのSEOで、テクニカルな知識の格差がこれまでになく広がっている状況に手を
[レベル: 中級] コンテンツが投稿されたときの日付けが検索結果のスニペットに表示されることがあります。 この日付けがいつになるかはアルゴリズムによって完全に自動化されています。 たとえ、発行日や更新日を構造化データで指定したとしても制御することはできません。 スニペットの日付は完全なアルゴリズム制御 スニペットに表示される日付けに関する質問にGoogleのジョン・ミューラー氏が英語版オフィスアワーで回答しました。 [Q] 定期的に更新するページがあります。 スニペットには最終更新日を表示させたいと思い、schema.orgでマークアップするのですが変化がありません。依然として、そのページの公開日が出続けます。 最終更新日をGoogleに伝えるための適切な方法を教えてください。 [A] そういうことはできない。 検索結果で表示させたい日付けをGoogleに直接伝える方法はない。 検索結果の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く