ラーメン店の常識を変えた『博多一風堂』 今から36年前の1985年、福岡大名の路地裏に小さなラーメン店が出来た。店の名前は『博多一風堂』(本店:福岡県福岡市中央区大名1-13-14 運営:株式会社力の源カンパニー)。現在では国内約150店舗、海外約300店舗を構える人気ラーメン店となっている。 かつてラーメン店はどこか薄汚くて、女性一人では入れないような雰囲気の場所だった。しかし、清潔感がありジャズも流れるお洒落な雰囲気の中、丁寧な接客で臭みの無い豚骨ラーメンを提供した『一風堂』は瞬く間に大人気となった。さらに『新横浜ラーメン博物館』開業と共に出店し、知名度は一気に全国区へ。そして『一風堂』の登場から、世の中のラーメン店の雰囲気は明らかに変わっていった。 『博多一風堂』創業者の河原成美さん。今も時間があれば店へ足を運び厨房に立つ。 「ラーメン屋は汚いもんだって誰が決めたんだって。今までこう