富山市の旧大和跡地の再開発ビルに整備される市のガラス美術館と市立図書館のフロア配置がまとまりました。 美術館と図書館を共用スペースで結んで相乗効果を生み出すとしています。 これは31日開かれた「まちづくりと公共交通対策特別委員会」で、富山市側が示したものです。 旧大和富山店跡地に建設される再開発ビルは地下駐車場つきの地上9階建てで、1階は銀行を中心とするフロア、ガラス美術館と図書館は2階から6階まで南北に分かれてフロアをまたいで配置します。 建物の中心部分には吹き抜け空間を設け来館者が2つの施設を自由に行き来できる「共用スペース」で結びます。 市は、こうすることでガラス美術を鑑賞した後に図書館で調べ物もできるとし、「一つの施設ではできなかった芸術文化体験を提供したい」としています。 この再開発ビルは平成26年度末の完成を目指しています。