株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
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東京の明治通りの地下では、ある工事が追い込みに入っている。東京に住んでいる人ならば耳にしたことはあるだろうが、東京メトロ最後の新線と言われる「副都心線」の工事である。 副都心線は、その名の通り副都心である池袋、新宿、渋谷の三つの町を結ぶものだ。新しく開通する区間は、ほぼ明治通りに沿っており、池袋、雑司が谷、西早稲田、東新宿、新宿三丁目、北参道、明治神宮前、渋谷という8駅が設置される。このうちの池袋は、既に有楽町線の新線池袋として営業している駅が使われる。 開通当初から西武池袋線、東武東上線と相互乗り入れが行われ、将来的には渋谷駅で東急東横線、さらにみなとみらい線へも乗り入れる予定である。埼玉、東京、神奈川を結ぶ大動脈が出来るわけだ。 開通は2008年6月の予定だが、これは単なる地下鉄の1路線の開通ではないようにわたしには思えるのだ。大げさに言えば、副都心線の開通が、東京の町を大きく変
(もり・ひろし=新語ウォッチャー) 「衆議院の年内解散はあるか?」などの疑問について、群衆の英知でこれを予測するシステムがある。予測市場(prediction market)という仕組みだ。株式市場に似たシステムを用いて、予測の対象となる“銘柄”を参加者が売買。その“株価”の高低によって、出来事の実現可能性を探る仕組みだ。欧米では現在、予測市場を娯楽として提供するサイトがあるほか、これを経営上の意志決定に応用する企業も現れている。 浦和レッズを“上場”させ、国際大会の優勝チームを予測する 予測市場の仕組みは、現実の株式市場をまねたものだ。例えば12月に行われるサッカーの国際試合「FIFAクラブワールドカップ2007」の優勝チームを予測する場合、参加チーム──ACミラン、ボカ・ジュニアーズ、浦和レッズ──を“銘柄”に見立てて仮想市場に上場させる。額面は各銘柄とも同額(例えば10ポイント
第21回 日本は「質の経済」、アメリカは「量の経済」 ~なんでもアメリカを模範とするリスク~ 東京財団前会長 日下 公人氏 2006年3月9日 相手国の「程度」に合わせた外交を 日本人は「クオリティが高いか低いか」に敏感だ。それに比べると、外国人はクオリティがほとんどわからないのではないかと感じる。彼らは日本人とつき合って、だんだんとわかるようになってくるのだ。それで、日本の商品を買うようになったり、日本風に物事を考えたりする外国人が増えてきた。アメリカ人などもそうだ。一言でいうと、日本は「質の経済」でアメリカは「量の経済」である。あるいは外交なら、日本は「モラルのある礼儀正しい外交」で、アメリカは「力一本槍の外交」。これは日本人から見れば野蛮だが、アメリカ人はそうは思っていない。 日本人の品性はいろいろな面で非常に上品で、世界の常識とはまるで違うくらいに高級だ。だから、昨今の憲法
携帯電話を新規で購入・契約して、すぐに解約する――。そんな携帯電話ユーザーが現れ始めた。本当のお目当ては、携帯電話に搭載されているデジタルカメラやテレビといった付加機能。これらの機能が解約後も使えることを逆手に取り、通信不要の安価な多機能端末として使い続けるためだ。 ●カメラ付きの普及逆手に 携帯電話のカメラ機能は、今やデジカメと比べても遜色ない。カード型メモリーの差し込み口がある機種も増えており、撮影した画像をパソコンに移すのも容易だ。さらに携帯電話は、電卓や簡単なスケジュール管理、メモ帳などの機能を標準装備。通信機能を使わないゲームソフトを事前に保存しておけば、解約後はゲームも楽しめる“多機能デジカメ”になる。通信機能など必要ない、というわけだ。 こうした高機能な端末は、店舗によって異なるが、100万画素級のデジカメ付きなら1万円台、200万画素級なら2万円台で購入できる。旧型にな
Web2.0を特徴づけるキーワードとして「ロングテール」というキーワードが使われることが多い。通常の店舗では品目数上位20%が全体の売り上げの80%を占めるのが普通だが、ネットのビジネスでは残り80%の品目の売り上げが上位20%の売り上げを上回る(図1)──代表例はアマゾン(amazon.com)だ──というように表現されることが多い。 しかし、ちょっと待っていただきたい。 まず第一に、通常の店舗より多い品目数を扱えるというのは、ホントに「Web2.0」の特徴なのか? ネットのほうが品目数をたくさん扱えるのは、94年にアマゾンが創業されてからずっとそうだったのではないのか? Web1.0か2.0か、というのは単なる言葉の定義の問題ではあるが、2.0のほうが、より「進んでいる」というイメージを持たれやすい。しかも、「ロングテール」という言葉が、「かっこいい」「最先端」といったポジティブなイメ
前回の「プロローグ」で、本シリーズでは、単に定性的にWeb2.0企業を語るのではなく、「データというメスでネット企業を『解剖』する」として、財務データや統計などを用いてネット企業の実像を明らかにしていきたいと述べた。 個別企業を分析する初回である今回は、「グーグル(Google)」を取り上げる。グーグルは、ご存じの通り検索サービスなどを提供している米国の企業であり、「Web2.0」を代表する企業であるが、同時にグーグルほど日本で“定性的に”語られている企業もないと思うからである。 グーグルに関する“評判” みなさんは、グーグルに対して、どのようなイメージをお持ちだろうか。 ・「検索技術がすごい会社」 ・「タダで世界中のWebを検索させてくれたり、 Gmailでギガ単位のディスクを無料で貸してくれる、気前のいい会社」 ・「Google MapやGoogle Earthで世界中の地図や衛
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